ページが見つかりませんでした – 気功治療・瞑想行 / 水野氣功塾 https://xn--xfru3s8mih3g.com 人の苦しみを癒す霊止(ひと)になるために Fri, 22 Mar 2024 00:07:44 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.7.11 https://xn--xfru3s8mih3g.com/wp-content/uploads/2016/06/cropped-336929a99a52e44200c0b073b6ac52fa-32x32.png ページが見つかりませんでした – 気功治療・瞑想行 / 水野氣功塾 https://xn--xfru3s8mih3g.com 32 32 167753065 【人はつながっている】綿々と引き継がれる家系の因縁 https://xn--xfru3s8mih3g.com/2024/03/22/family-lineage/ Fri, 22 Mar 2024 00:06:19 +0000 https://xn--xfru3s8mih3g.com/?p=3968

長年の耳鳴りに悩むK様(男性)は、弊院にたどり着く前に実に色々な施術を受けてきた希有な体験を持っています。その話を聞くと、本当に施術の大家と言われるような方々の名前が挙がるので興味が惹かれます。 そんなK様は今ヒーリング […]

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長年の耳鳴りに悩むK様(男性)は、弊院にたどり着く前に実に色々な施術を受けてきた希有な体験を持っています。
その話を聞くと、本当に施術の大家と言われるような方々の名前が挙がるので興味が惹かれます。

そんなK様は今ヒーリングスティック療法にすっかり惚れ込み定期的に通院してくれています。

その悩ましい症状の原因は、父方の祖先の敵に当たる者に起因するようです。
先祖は武士で、しかも大名の家系なので、血生臭い出来事もあり恨みが残ったのかもしれません。
それが浄化され解消されない限り症状は続くのでしょう。
ヒーリングスティック療法では、日々皮膚上に黒々とした邪気が浮上し抜けていくので「着実にゴールに向かっている実感がある」とK様は笑顔で語ります。

耳鳴りの症状が出たのはかれこれ7・8年前にさかのぼります。
その頃、お父様が亡くなって、それから自分に症状が現れたそうです。
お父様は長年糖尿病を始め、様々な病気に苦しみ、「最後は訳わからなくなっていたと思います」とK様が言う位苦しみ抜いて亡くなりました。
そのお父様が亡くなって、自分自身に症状が現れたことから、家系のカルマに起因する症状だろうと考えていて、その後に訪ねた霊能者からも同様の指摘がありました。

K様の父方の家系は、世代を超えて過去の敵からの悪念を受け継いできました。
それで、K様のお父様がそれを引き受け、病気で苦しんでいたのです。
想像するに、大変お辛い人生だったことと思います。

しかし、お父様が他界すると、その因縁を今度はK様が引き受けることになりました。
それからK様は非常に苦しい日々が続きます。

K様はまだ気持ちが前向きで「自分はまだ働ける程の病状でよかった」「働けない人も多いでしょう。働けないと金銭的に枯渇し、施術も受けられず、にっちもさっちもいかなくなる」とご自身の幸運に感謝していました。

この事例にあるように、家系の因縁はそれを引き受けていた人が亡くなると、その家系の別の人に現れる傾向があります。
これまでにも、「家族が亡くなってから自分が病気になった」と漏らしていたお客様は少なくありません。

家系の因縁は、家系内の誰かが担うのです。
その担当者はこのような因縁の原理がわかる人が多いようで、まさにお役目と言えるでしょう。
因縁の原理がまったく理解できない人に現れても解消に繋がりませんので、わかる人に出るのだと思います。
因縁を引き受ける者は大変な苦しみを長きに渡って味わうことになるので、筆舌しがたい厳しい人生になります。
本当にお気の毒としか言いようがありません。
因縁が強烈な場合には、K様のお父様のように苦しんで死んでしまうこともあります。

病死して因縁が解消されていれば、そこで因縁は途絶えますが、まだ因縁の負のエネルギーが残っていれば、別の誰かが引き受けることになります。
過去に出会ったお客様の中には、「私の代でこの因縁を是が非でも解消しなければならない」「絶対に子や孫に引き継がない」と悲壮な決意をもっていた人もいました。

因縁の現れ方は実に多様で様々な病気や障害として現れます。
統合失調症という病気で現れることもあります。
重度の統合失調症が家系に現れると、まさに地獄を味わうことなります。

かつてのお客様(U様・女性)は、妹さんが統合失調症で入退院を繰り返し、非常に苦しい人生を送っていました。
そこでU様は神に「妹の苦しみを私に背負わせてください」と真剣に祈りました。
それからというもの、妹さんは統合失調症が軽くなり良い方向に向かったそうですが、U様は自律神経失調症や激しいメンタルの不調などで長く苦しむことになりました。
その苦しみたるや、症状の苦しさを訴えるだけでゆうに2~3時間かかり、当時私は話を聞いていて大変疲労困憊したものです。
結局12年ほど苦しんだのでしょうか、U様は水野氣功塾の密教の瞑想行も続けながら因縁の解消を続け、最後にはその暗闇から抜け出ることができました。

病院に行けば、人と人とのエネルギー的な繋がりを考慮することはありませんので、その人だけを診て病状がどの病気に当てはまるかと病名を診断し、適切な投薬治療を行います。
それが現代社会での一般的な対処法と言えます。
しかし、それでは症状を抑えているだけで、因縁解消は逆に長期化してしまうことになってしまいます。
その意味で、現代社会では家系の因縁解消という課題はなかなか解決されないことが多いといえます。

誰かが因縁に気付き、因縁を解消する務めを果たし、めでたく因縁が消えていれば、それからはその家系の運気は上がっていくことになります。
よく兄弟が亡くなってから、自分の運気が爆上がりしたという話も聞くところです。
それは亡くなった兄弟が因縁を持って行ってくれたと説明をするのが合理的です。

このように家系は目に見えない気(エネルギー)で繋がっていて、お互いにグッドカルマ(徳)とバッドカルマ(因縁・業)を共有しています。
今、家系で因縁が引き継がれている場合は、因縁解消に務めることが最重要課題となります。
特に因縁もないという恵まれた家系に生まれた人は、今世で因縁を作らないと同時に、グッドカルマという徳を積み、幸運のエネルギーを末代まで繋いでいくことを意識して生きると良いでしょう。

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【人はつながっている】運は家系で共有している https://xn--xfru3s8mih3g.com/2024/03/17/link-3/ Sun, 17 Mar 2024 07:28:51 +0000 https://xn--xfru3s8mih3g.com/?p=3960

松下電器産業を一代で創った経営の神様と言われる松下幸之助は、社員を採用する時にこう尋ねていました。 『あなたは運がいいですか?』と。 それで運が良いと答えた者を採用しました。 あなたは運が良いですか? 松下幸之助がゼロか […]

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松下電器産業を一代で創った経営の神様と言われる松下幸之助は、社員を採用する時にこう尋ねていました。

『あなたは運がいいですか?』と。

それで運が良いと答えた者を採用しました。

あなたは運が良いですか?

松下幸之助がゼロから巨大な大企業に会社を成長させる過程で、数えきれないくらいの困難があったのは想像に難くありません。

その無数の難局を乗り越えてきた松下幸之助は、「自分は運が60%、努力が40%」と語っていました。
努力よりも運の方が比重が大きいのですね。
そう考えるのは、どうにもこうにもならない局面で不思議な力に助けられてきたと自覚していたからです。
歳をとるに連れ、松下幸之助は成功における運の比重を高く考えるようになり、最晩年には「運が95%、努力が5%」であると語っていました。
つまり、人生が成功するかどうかは、努力よりもほとんどが運であり、運がなければいくら努力しようが成功はできないということです。

若くして親戚を多く亡くしている松下幸之助は、晩年、「自分の成功はその人たちのお陰である」とも言っていました。

その真意は、家運というものがあり、それを自分が家族・親族と共有している。
そして、早死にした親族たちが、松下家のカルマ(業)を持って行ってくれたのだ、と考えていたということです。

実際に成功者の家族関係を考察してみると、早逝した家族や兄弟がいるケースが意外に多く、度々それに気付きます。

そう考えると、今自分が成功していると自覚している人は、自分の力や努力の結果であると自惚れない方が良いでしょう。
家系のカルマ(業)を身近な誰かが担ってくれたから自分は成功できたと謙虚になって感謝した方が良いと思います。

逆に言うと、今の自分自身の良い言動が、自分と家系の運を作り、貯蓄していると見ることもできます。
家系の運というのは、いわゆるのことです。
「積善の家に余慶あり」と言われる所以(ゆえん)は、善いことをたくさん積み重ねてきた家系には徳という目に見えない気(エネルギー)が貯蓄されており、その結果有り余る程の慶びに恵まれるという意味です。

反対に悪いことをたくさんしてきた家系には、業(因縁)という目に見えない負のエネルギーが溜まっており、その結果いくら努力しても恵まれない不幸な連鎖が続くことになります。

今の自分の言動が、自分のみならず、子供たちや子孫にどのような影響があるだろうかと頭の片隅に留めながら生きている人は、繁栄の礎を築いているかもしれません。
そのような理解の人が家系に一人でも現れれば、その家は末代まで栄えていくのでしょう。

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2024年3月 サットサンガ(真理の集い)のご案内 https://xn--xfru3s8mih3g.com/2024/03/13/dosukoi/ Wed, 13 Mar 2024 12:55:27 +0000 https://xn--xfru3s8mih3g.com/?p=3955

こんにちは。   3月のサットサンガ(真理の集い)のご案内です。   3月のサットサンガの開催日時は、   【対面講座】3月30日(土)15時~17時10分 / 参加費4,000円 &nbs […]

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こんにちは。

 

3月のサットサンガ(真理の集い)のご案内です。

 

3月のサットサンガの開催日時は、

 

【対面講座】330日(土)15時~1710分 / 参加費4,000

 

となります。

 

3月のサットサンガの説法は、

 

「気を高め邪気を祓う、天下無双の○○○○療法!」

 

 

です。

 

気を高め、邪気を祓う、さらに健康増進に著しい効果を発揮する○○○○療法について発表します。

これは自分自身に行うセルフのヒーリングで老若男女誰でもできます。

一生涯健康ではつらつと生きていけること請け合いです。

誰でもできるけれど、とても奥が深いものです。

是非、ご一緒に楽しみましょう。

 

参加者はスカートではなく、パンツのスタイルで起こしください。

ジーンズのような固い生地ではなく、ゆったりした服装がよいです。

 

 

 

 

では、サットサンガのご案内です。

サットサンガの参加資格は、次の通りです。

 

水野氣功塾の下記の講座受講者(受講中でも可)

・旧スピリチュアル・ヒーリング講座

・旧メディテーション&ヒーリング講座

・密教瞑想講座、密教瞑想入門

・気功治療家養成講座

・旧レイキ講座

 

・「邪気祓い開運堂」で購入したことがある方 ←追加しました!

 

・ヒーリングスティック療法講習会の参加者 

・上記有資格者の紹介者

 

参加資格を拡大しました!

 

中学生以下のお子様は無料で参加できる様にしました。

お子様連れのご参加もOKです。

(落ち着いて説法が聞けないお子様は隣室で待っていただきます。)

説法の内容が一部しかわからなくても、説法後一緒に瞑想するだけでもお子様に大きな恩恵があります。

 

 

後半は合同瞑想をしますが、瞑想初心者でも大丈夫です。

初めての方も奮ってご参加ください。

合同瞑想に参加して、たくさん力を受け取って、たくさん浄化して帰ってください。

 

瞑想をしますので、腹一杯の状態で来ない様に。

できるだけ空腹の方が良いです。(水分はOK。強制ではありません。)

 

 

くせの強い人もいませんので、人間関係のご心配も要りません。

万教同根の思想の下、宗教宗派に関係なくご参加頂けます。

レイキ講座の受講生も奮ってご参加頂ければと思います。

 

また、サットサンガでは、講座のカリキュラムで触れていない内容もたくさん話をしていますので、密教瞑想講座やスピリチュアル・ヒーリング講座の受講生はなるべく参加するようにしてください。

 

 

参加ご希望の方は事前準備がありますので、メールフォームかメールよりご一報ください。

 

➡  「お問い合わせ」メールフォーム

 

その他、詳細は「水野氣功塾」のサイトの「サットサンガ」をご覧ください。

 

➡  「サットサンガ」

 

 

では、たくさんの方とお会いできるのを楽しみにしています。

 

 

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【人はつながっている】家族や身近な人の病気を肩代わりする現象 https://xn--xfru3s8mih3g.com/2024/03/11/link-2/ Mon, 11 Mar 2024 14:04:28 +0000 https://xn--xfru3s8mih3g.com/?p=3949

家族や自分の周りにいる親しい人の病気が移ることがあります。 「そりゃそうでしょう。風邪は移るわよね、何言ってるのかしら?」 と思われるかもしれません。 今回のお話は感染性の病気のことではありません。感染性の病気でないのに […]

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家族や自分の周りにいる親しい人の病気が移ることがあります。

「そりゃそうでしょう。風邪は移るわよね、何言ってるのかしら?」

と思われるかもしれません。

今回のお話は感染性の病気のことではありません。
感染性の病気でないのに移ることがあるというお話です。

親が罹った病気が子供に出たり、夫の病気が妻に出たりすることがあります。
今日も甲状腺の機能が昂進するバセドウ病のお客様(Y様、女性)が来院しました。
息も絶え絶えで顔色も悪く、とてもしんどそうに見えます。
頻脈で胸がとても苦しいと訴えていました。

バセドウ病はよくある病気ですが、今回Yさんが発症したのは、母がバセドウ病になった直後に発症したのです。
バセドウ病は自己免疫疾患なので、他人から移ることも、他人に移すこともありません。
それがなぜ母がバセドウ病になった直後に娘に発症したのでしょうか?
西洋医学では、バセドウ病は移らない病気なので、偶然と片付けられて終わりでしょう。

このYさんは敏感な体質で母以外にも父の症状が移ったこともあるそうです。
父が五十肩だった時に、Yさんも同じ痛みで苦しみました。
ご存じのように、五十肩は他人に感染しません。

このような不思議な病気が移る現象は時々あります。
過去にも父の腸の狭窄が、息子に現れて痛がっていたことがありました。
この病気も他人に移ることはありません。
偶然なのでしょうか?

私は偶然ではない、きちんとした理由があると考えています。
なぜならこのお父様が腸閉塞になった時、息子さんの気功治療の後に、お父様の遠隔療法をやったことがあり、病気の気が同じエネルギー(邪気)だったことを確認しているからです。

つまり、親子で同じ邪気を共有しているということがわかったのです。
気(エネルギー)で診ないと、このような因果関係はわかりません。

では、この現象は一体どのようにして起こるのでしょうか?

人の中核には魂という不可視なエネルギー体があります。
それは肉体の内奥になるのですが、魂は身近な親しい人と繋がっています

病気の発症プロセスを考える時、五十肩なら肩の使いすぎや肩に付加がかかりすぎた原因でなると考えられます。
しかし、それだけではなく、気(エネルギー)に由来する病気の発症プロセスもあります。
魂レベルから発症する病気もあります。

魂の繋がりが濃い関係、例えば親子や伴侶、恋人など、それらの間ではエネルギーを共有しています。
そのため、片方に現れた病気の原因となる邪気が、他方にも時間を置いて現れることがあります。

気(エネルギー)は時空を超える性質がありますので、考えられない現象ではありません。

親子関係なら、親に現れた病気を子供が一部肩代わりして楽にしてあげているという側面もあるでしょう。
病気の肩代わりは、濃い関係性の中だけで起こるのです。
おそらく、「辛そうだなぁ、何とかしてあげたいなぁ」という優しいいたわりの気持ちから、エネルギーの共有が起こるのでしょう。

これは人と人の間だけではなく、人とペットの間でも起こります。
ペットは一途な愛情で飼い主に接します。

例えば、ご主人様が帰宅すると、ワンちゃんが「おかえりー、ご主人様ー!」と言わんばかりに尻尾を振って飛びついてきたりします。
ペットはご主人様が大好きです。

ペットは飼い主が病気になったら、それを肩代わりすることが時々あります。
それはペットが飼い主の愛情に報いているペットなりの愛情表現なのでしょう。

末期がんで余命幾ばくもないお客様(Tさん)が、ペットのワンちゃんが急死した後に、急激に快復し完治したケースもありました。
きっとご主人様のことが大好きな優しいワンちゃんだったのでしょう。
Tさんは、「ワンちゃんが私の病気を持っていってくれた・・・」と後に涙ながらに語っていました。

シルディ・サイババ
シルディ・サイババ

シルディ・サイババというインドに出現した稀代の聖者も、最期は熱心な信者の病気を我が身に移してこの世を去りました。
その信者は死を目前にしていて、長く動けない状態でしたが、シルディ・サイババが病気を引き受けてからは、みるみる快復し動けるようになったと伝えられています。

私たちは固定観念で感染性でない病気は移らないと考えているため、身近な関係性の中で病気を共有していると考えませんが、よくよく観察してみると決して珍しいことではありません。

私たちは自分一人だけの力で単独で生きている訳ではなく、愛情によって結びついた魂の深い関係性の中で、お互い助け合って生かされているのです。

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2024年2月ご神木プージャのご報告 ~お金の哲学~ https://xn--xfru3s8mih3g.com/2024/03/04/puja-10/ Mon, 04 Mar 2024 12:41:23 +0000 https://xn--xfru3s8mih3g.com/?p=3937

2024年2月24日ご神木プージャの炎 2月24日(土)22時~約40分間恒例のご神木プージャ(護摩祈禱)を執り行いました。今回も皆さまの願意が叶うようご祈願させていただきました。 いつもご参加いただいている方、初めてご […]

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2024年2月24日ご神木プージャの炎

2月24日(土)22時~約40分間恒例のご神木プージャ(護摩祈禱)を執り行いました。
今回も皆さまの願意が叶うようご祈願させていただきました。

いつもご参加いただいている方、初めてご参加いただいた方、ありがとうございます。
仙人師匠共々厚くお礼申し上げます。

私の金銭感覚

今回は「お金の哲学」をテーマにお話します。
この話は書き始めるのに時間がかかりました。
なぜなら私は大富豪ではなく、年収も低く、つつましい生活をしている一庶民に過ぎないからです。
そのような人がお金の話をしても、何の説得力がありません。

お金を稼ぐことに人生をフォーカスすれば、私もそれなりにやれるとは思います。
しかし、今の仕事は気功治療家という職人の仕事であって、商人ではありません。
職人と商人は人生のベクトルが全然違います。
売上を伸ばして店の規模を広げ全国展開!ということを目指しているのではなく、お客様の病気がいかに早く治るかという技術を深掘りすることを目指しているからです。
一生涯この浦和の店舗だけであっても、他所で良くならないお客様が健康に快復してくれたらそれで人生満足なのです。

ですから、私はお金に頓着せずこれまで生きてきました。
一生懸命お客様に向き合って仕事をしていれば、お金に困ることはないだろう。
そのような気持ちでこれまで過ごしてきたのです。
だから、これまでお金のことを考えることをほとんど放棄していたのです。

シルディ・サイババ
シルディ・サイババ

つつましく生活していれば、不足することなく生きてこられたのはババ(シルディ・サイババ)のお陰でしょう。

なぜなら、シルディ・サイババが生前に信者にした約束、

私の信者の家の中では何一つ不足はない、そして何も求められない

というものがあるからです。

私が育った家庭は中流より下の家庭で、いつも親が「お金がない、お金がない」と言う環境で育ってきました。

小学生の頃から、男の子は靴を自慢するようになります。

「オレはNIKEだ!」

「オレはadidasだぞ!」

というように。

下駄箱を見れば、見事にNIKE、adidas、アシックス、MIZUNO、PUMAなどの有名メーカーの靴が並んでいましたが、私は子供の頃にそのようないい靴を履いたことがありません。
社会人になって初めてそのような有名ブランドの靴を履きました。
初めて履いた時は、うれしさが溢れ、高揚感と共に「なんて履きやすいんだ!」と思ったものです。

中学では軟式テニス部だったのですが、新品のテニスラケットは買ってもらえませんでした。
誰が使ったかわからないボロボロのお下がりのラケットを使っていました。

子供心に「大人になって貧乏はイヤだ!」「お金持ちになりたい!」と思ったものです。
子供が考えるお金持ちになる方法は、いい大学に行って、いい会社に入ることです。

「絶対に有名大学に入らなければ、オレの人生は負けだ」

そう考えて、偏差値50の平々凡々の高校で学年430人中400番以降の学力しかありませんでしたが、「成り上がらなければ!」とそこから勉強を開始しました。
それこそ生きるか死ぬかという気迫で必死に受験勉強に取り組んだものです。
今の時代の子供達と比べると、だいぶハングリーだったと思います。

そのような生活環境で育ったため、今でも倹約の精神は身についています。
自分自身のために贅沢をすることはほとんどありません。
物を大事にする習慣が身についています。
今でもiPhone7を使っていますし、クルマは11年落ちの中古車に乗っています。

中古車は、売るときにあまり値が下がらない車種を調べて購入しました。
クルマは新車を買えば買った瞬間に大幅に値落ちし、数年乗れば価値が激減します。
クルマの購入では、購入価格が高いか安いかで判断しがちですが、リセールバリューが重要なポイントです。
売った時に、購入時より価格がそれ程下がっていなければ、それはコスパの良いクルマということになります。
5年乗って売った時に、購入時から50万円落ちで売れたら、単年で10万円ですからそれはコスパの良いクルマです。
200万円で軽自動車を買っても、5年後に売るときに150万円価値が落ちて50万円になっていたら、単年で30万円。それは高いコストのクルマということになります。

私はよく湯治に行きますが、だいたい1泊2食で1万円くらいです。
1泊朝食付きで5〜7千円くらいの宿にもよく泊まります。
15,000円の宿になると、「わ~、贅沢しちゃったなぁ」と申し訳なくなります。

誰に申し訳なく思うのか?それは自分自身とお客様です。
お客様が身体の具合が悪く、何とか捻出して出した治療費を受け取って生活していますので、それで贅沢をする気持ちにはなれません。

事業をしているため、使うべきところには思い切りよく使うことはありますが、私生活は割と質素だと思います。

そのような一庶民が説く「お金の哲学」なので、どこまで参考になるかわかりませんが、真理を踏まえてお伝えしますので、役に立ちそうなところはぜひ採り入れてみてください。

私がお金を語る理由

なぜ、今回「お金の哲学」なのか?
それは仙人師匠の動向に関係があります。

仙人師匠は昨年10月頃から体調を崩していましたが、ここに来てようやく快復してきました。
ご自身で「コロナの後遺症だろう」と診断されていました。
体調を崩した時に病院にかかっていないので、コロナかどうかもわからないのですが、病状からコロナではないかとご自身で診断されたのです。
あまりに悪かったので、「このまま死んでしまう」と何度も思ったそうです。
それくらい弱っていました。

仙人師匠は昨年9月から株のデイトレードを開始しました。
デイトレードとは、株の超短期取引のことです。
デイトレードといえば、パソコンのディスプレイをデスクの前に何台も並べて、食い入るように取引に専念しているトレーダーのイメージが思い浮かびます。

体調が悪化していた時は思考力が低下していたため、デイトレードをお休みしていましたが、最近再開しました。

デイトレードはファンダメンタル(国の経済状況や企業の財務状況などのデータをもとに、企業の将来の株価・為替の値動きを予測する分析手法)を考慮せずに、チャートの値動きだけで売りと買いを瞬時にトレードします。
株の世界ではデイトレードは投資ではなく博打やギャンブルとして色眼鏡で見られています。

時々このデイトレードで成功して何十億円もの財産を築いた若者が注目されます。
しかし、ほとんどの人は生き馬の目を抜く機関投資家相手に惨敗し、すっからかんになってあえなく市場から退場する憂き目にあいます。

資産運用として株取引が怖いという印象を持たれているのは、このデイトレードのギャンブル的投機のためです。

そんな丁半博打の世界に仙人師匠が足を踏み入れたのは意外に思われるでしょう。
中には、仙人師匠が守銭奴に堕ちたと見る人もいるかもしれません。

しかし、これには理由があります。
それは、仙人師匠が自身の死後も100年以上残る堅牢なお社を建築するためです。
その建物には、シルディ・サイババなどの諸仏をお祀りし、人々が気軽に詣でることができるようにします。
そのための建築費用が数千万円必要なので、株式投資を始めた訳です。

今、九州の師匠の修行場には、シルディ・サイババをはじめとする諸仏が祀られています。
その建屋は仙人師匠が20年くらい前に大工さん達と協業で建築した木造の家屋です。
手作り感満載の趣のある建築物なのですが、反面経年劣化による傷みや不具合が目立ってきています。
それらは仙人師匠や兄弟子がDIY(日曜大工)で都度修理をしています。
ハンドメイドの建物にも関わらず、熊本地震でも壊れずに持ち堪えました。
しかし、あとどれくらいもつのかわかりません。
老朽化が進んでいますので、それほど長期に持つとは考えにくいです。

仙人師匠は3年で必要資金を貯めると言っていました。
仙人師匠は頭が良い上に、諸事に器用なので、多分目標を達成するのではないかと思います。

仙人師匠は株取引で最も重要なのは、テクニックではなく、心であると強く説いています。
株の値動きが自分の思惑と反対に振れた場合、ほとんどの人は恐怖で狼狽してパニックになります。
そこで動揺せずに冷静に判断できるだけの心を養うのが成功の鍵だというのです。

まだ始まったばかりですが、師匠は自分が株式投資で成功するまでの道程を公開しますので、楽しみに経過を追っていきたいと思います。
シルディ・サイババをお祀りするお社を建てる訳ですから、神の応援もあるはずです。
おそらく大丈夫でしょう。

私も関東に修行場を作るといいながら、資金不足に悩んでいます。
私は修行場を作るだけの財産がありません。
だからお布施を募るだけではなく、自宅を売却しその売却資金を購入費に充てようと考えていました。
自宅を売却するためには、成人している息子達が家を出て自立する必要があります。
それなのに、大学生の息子は見事に留年を決めてきたため、家を売るのが先に伸びてしまいました。

何事も神にお任せという思想で生きていますので、それはそれで仕方がありません。
他で資金を調達するか、必要な時期をじっと待つのが正しい判断でしょう。

私も昨年暮れから少しずつお金のことを考えるようになりました。
師弟の繋がり(グルパランパラ)の影響か、私は師匠と同じことを考えることが増えています。
共時性というのでしょうか、師匠が思うことや感情、身の周りに起こることなどを共有していることが多いように感じます。

私は先述したように長くお金のことに無頓着に過ごしてきました。
いつも気功治療の技術を上げることやお客様のことばかり考えて、お金のことなど考えず20年近く過ごしてきました。

それには2つの理由があります。

1つには、ある道を究めよう、その分野で一流の人になろうとするには、それを飽くなき探求する姿勢が求められるからです。
芸道、職人的技術の道、スポーツの道、将棋や囲碁などの道・・・などいろいろとありますが、その道の高みを志向するには、いつ何時もそれだけを「ああでもないこうでもない」「どうしたらよいのだろうか」と思索探求することが必要です。

脳にはパソコンで言うメモリーのような思考する場があります。
人それぞれに与えられた考えるための容量というものがあるのです。
だから、仕事だけではなく、趣味や享楽のことを同時並行的にやっていこうとすると、それに容量を食われ、どうしても考えなければならない仕事の割合が減っていくことになります。

道を究めようとする者は趣味を持つなどもってのほかという意見もあります。
私もそれは同感なので、気功治療家になってからは無趣味でやってきました。
だから、お金のことを考える余裕が全然なかったのです。

2024年の2月に入って料金改定をし、お客様の数が減って時間的にも精神的にも余裕が出たため、初めてお金や趣味のことを考えるスペースが脳内にできました。

もう1つの理由は、私が仕事以外のことを考えると不思議と客数が減るという現象があるからです。
実は私もデイトレードの経験があります。
開業して半年間、ほとんどお客様が来なかったのです。
暇で暇で仕方ないし、それにも関わらず家には妻と幼子がいましたので、お金を稼いで持って帰る必要があります。

「お客様は来ないしどうしよう?」

と悩んだときに、それなら居ながらにして稼ぐことができるデイトレードをしようと思い立ったのです。
しばらくやりましたが、私には向かないのか、儲かった覚えがありません。

ところが、デイトレードのことを研究しようとすればする程、益々客足が遠ざかっていったのです。
反対に、ホームページやお客様の役に立つ営業ツールなどを作ったり、お客様のためになる勉強をしていたりすると、不思議と予約が舞い込んで来ました。

それはわかりやすく顕著な現象だったので、

「神から仕事以外のことに目を向けていてはいけないと言われているのだな」

と悟るようになり、結果的にデイトレードを止めることにしました。

今でもそうです。
お客様のことを考えれば考える程、不思議と客数が増えます。

このような2つの理由から、20年近く仕事のことばかりを考え、それ以外のことは敢えて考えてきませんでした。
だから、お金のことも投資のことも気にしたこともなかったのです。

修行場を作るにはまとまったお金が必要です。
本業に専念しても、なかなか数千万円のお金は貯金できません。
この業態はそれ程儲かる仕組みではないからです。

だからといって他の仕事をやるつもりもありません。
私は、自分の人間を磨き、人々に応援してもらえるだけの人格を作らなければならないと思うようになりました。
こちらから「お願いですからお金を支援してください」と頭を下げて懇願するのではなく、「お金を是非使ってください」と要望されるだけの人物にならなければならないと考えたのです。

まだまだ未熟なところはありますが、本業を通じて人間を深めていきたいと今も考えていますので応援の程宜しくお願い致します。

人間本来無一物

仙人師匠から教わったお金の真理について解説しましょう。
最も心に響いた言葉は次のようなものです。

「お金持ちになったとしても、それは神が回してくれたもので、それを如何に有効に使うかという管理責任が生じる」

人は仮に自分が事業や投資などで成功して大金持ちになったとしたら、自分の努力と才能のためにお金持ちになれたのだと鼻高々に誇らしく思うことでしょう。
そして、お金を自分の所有物と考えて、好き勝手使うか、いかに無くさないようにするか必死になって守るに違いありません。

しかし、師匠が説くお金の真理はそうではありません。
そのお金はたまたま神がその人に回してくれただけなのです。
そのお金を自分の所有物と考えてはいけないのです。
土地が手に入ったとしても、その土地も自分の物と考えてはいけません。
あくまで自分はそのお金や土地の管理人という立場で、大事に有効活用しなければならないのです。
別の言い方をすれば、どう使うか神に試されているという表現もできます。

「自分の商才や投資の才能でお金を稼いだのだ。それを自分の好き勝手に贅沢して何が悪いのか?」

と考える向きもあるでしょう。

しかし、その商才などの才能ですら、神がその人に与えたものなのです。
才能も自分自身のものと考えてはいけません。
努力ができる才能、それすらも神が与えてくれたものなので、有効にありがたく使っていかなければならないのです。

お金も自分のものではない、才能ですら自分のものではない、とすると一体何が自分のものなのでしょうか?

実は何一つ自分のものはないのです。
それを禅の世界では、本来無一物と言います。
元々自分のものなど何一つないという思想です。
だから修行僧は究極のミニマリストであり、物もお金も持たない質素な修行生活を送っています。

本当の意味で自分の所有物ではないお金を「私の物だ!」と自分本位な贅沢に使えば、それはあっという間に消えてなくなってしまうでしょう。

神から預かった財産を、自分の所有物と自認し、肉体的な感覚を満足させるために贅沢三昧をすれば、それはカルマになって、来世は貧しい境遇に落とされます。

人生を今世だけのものと考えたら、今できるだけの贅沢を味わえばよいのです。
しかし、人の生は過去世から来世まで永く肉体を乗り換えて続いていくもので、今世の生き方が来世に反映されるため、贅沢三昧をする訳にはいきません。

私たちは、大金持ちを見た時に「すごい人だ」「羨ましいなぁ」と垂涎(すいぜん)の眼差しで見ます。
私はそのような風潮に違和感をいつも覚えます。
私は「大金持ちはお金の管理人たるべし」と考えているので、フェラーリに乗ったり、競走馬を買ったり、自分の贅沢のために使っている人を見ると、「貧しい人だなぁ」と逆に思います。

フェラーリなどの高級車に乗っている人も正直全然羨ましくありません。
買えないから負け惜しみではありません。
そのようなクルマを買ったとしても日本の道路ではその性能も存分に発揮できないのに、なぜそれを欲しがるのか疑問でなりません。
子供が欲しがっているおもちゃで遊んでいるのと同じように思います。

「まだそのようなおもちゃがほしいのか」
「そのような贅沢品が欲しいとは餓鬼みたいに貧しい人だ」

といつも思えてしまいます。
餓鬼とは、いつもお腹を空かしていて「もっと、もっと」と飽くことなく飯にありつこうとする下腹が膨らんだ醜い人間のことを言います。
餓鬼は常に飢えと乾きに苦しみ、決して満たされることがありません。

餓鬼
餓鬼

贅沢品にお金を使って満足をしている精神性は決して高いものではありません。
高級車を乗り回したり、高級ブランドに身を包んできらびやかにしていたりする人は、そのような物で満たさなければならないだけの貧しい精神性を表現しているので、私は逆に恥ずかしいと思いますし、決して自分はそうなりたくはありません。
百貨店に入っているような高級ブランドを身につけたら、却って自分の価値が落ちると思います。
人はどう思うかわかりませんが、私は自分自身をそのようなブランド以上だと思っているので、ある意味自己肯定感が高いのでしょう。

そのような人たちと違って、大金持ちにも関わらず質素な生活を送っている人を見ると、高貴な精神性を感じ頭が下がる思いがします。

大谷翔平さんがドジャースに移籍した契約金は、北米4大プロスポーツリーグ史上最高額で、10年総額7億ドル(約1015億円)です。
それは日本球界総年俸の3倍超であり、もはや個人というよりも大企業の時価総額と同じくらいの価値にまでなっています。
しかし、その割に質素な生活を送っているのはよく知られているところです。
大谷翔平さんはお金を使うことに興味がないという風情です。
職人気質で、野球でいかに優れたパフォーマンスをするかということ以外に意識が向かないのでしょう。
それを裏付けるかのように、自身のことを「無趣味」と言っています。

ウォーレン・バフェット
ウォーレン・バフェット

世界の代表的な投資家のウォーレン・バフェット氏は「投資の神様」との異名を取る世界的な人物で総資産が9兆円もありますが、極めて質素な生活を送っています。
いまだに1958年に購入した3万1500ドルの家に住んでいます。

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気骨 経営者土光敏夫の闘い [ 山岡淳一郎 ]
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日本では土光敏夫さんの質素な暮らしぶりは有名です。
土光さんは石川島播磨重工業 社長、東芝 社長・会長を歴任し、経団連第4代会長に就任した昭和の人物ですが、「めざしの土光さん」と呼ばれていました。
土光さんは有り余る財産があるにも関わらず、朝食はめざしに菜っ葉と味噌汁、玄米という質素なものだったため、そのあだ名が付きました。
その他、通勤はバスと国鉄、床屋は行ったことがない、帽子はつぎはぎだらけ、自宅には冷暖房もないという生活。
会長という重職にもかかわらず出張はできるだけ日帰りにして、どうしても宿泊しなければならない時は普通のシングルルームに泊まる。
土光さんの生活は庶民と変わらないか、それ以下の倹約ぶりを生涯貫きました。
その分、貯まった財産は寄付に使われていたのです。

徳川家康もしかり。
その時代における徳川家康の財力は世界でもトップクラスでしたが、自分の靴下が破れると、使い捨てにするのではなく、縫って補修し長く使っていました。
自分自身が倹約し、物を大事に使う姿勢を示すことで、部下や庶民にそのような習慣を身につけてほしいという思いがあったのでしょう。

インドの大聖者、シルディ・サイババは、日々たくさんの信者がインド中から訪れ、多額のお布施が集まっていましたが、それはその日に別の貧しい人に速やかに施され、自身は一切の蓄財をすることなく生涯乞食を貫きました。
贅沢をしようとすればいくらでもできたはずのシルディ・サイババですが、所有物はレンガ1つだけでした。

私はそのような人物を知るにつれ、精神の偉大さを感じずにはいられません。
本物の大富豪は、見た目で見分けがつかないと言われます。
外食も滅多にしない、服はユニクロ、クルマは中古車という並の暮らしが多いようです。
若い女性を囲うような女遊びもしませんし、奥様をとても大事にしています。

にわか成金は高級外車や女やヨットやドンペリなどに蕩尽(とうじん)し、一見キラキラと輝いていて凄そうに見えますが、そのような生活は永くは続かないものです。
私はそこには何ら精神性を感じず、「偉大な人だなぁ」と頭が下がる思いは全くしませんし、羨ましいとも思いません。
人の真価は稼ぎ方に表れるのではなく、お金の使い方に表れるのです。

お金に執着せず、活かして使うことを知っている人のところにお金は集まります。
お金は物質的には紙や金属ですが、本質的にはエネルギーです。
気持ちのいい稼ぎ方、気持ちのいい使い方をする人のところがお金は好きなのです。
そのような人のところに居るお金は嬉しくてニコニコしています。
いぎたない人のところに流れ着いたお金は、居心地が悪いので「早くここから出たいよー」とそこから出たがります。
お金には意思があるのです。

だから、お金に好かれる人物になるというのがまずは先決です。
人格ができてない人のところにも一時的にお金は流れてきますが、すぐに流れ去ってしまい戻ってきません。
お金に好かれると、お金は「おーい、この人のところは気持ちいいよ!みんなもおいでよ!」と仲間を呼んでくれます。

そのような心根が良く一見普通の人のところにお金はたくさん存在しているというのが、お金の真理なのです。

皆様もこうしてご神木プージャにお布施をされています。
その意味ではお金に好かれる資質を充分持っていることは間違いありません。
お布施は功徳となり、エネルギーで天の貯金となるものです。
いつかご自身や子孫が何倍にもなって受け取ることになるでしょう。

シルディ・サイババは7倍になると言っています。
今世でも皆様が経済的に不安なく、物質的にも精神的にも豊かな人生を送れることを、心より祈念しております。

2024年3月サットサンガ(真理の集い)について

• 対面講座

3月30日(土)15時~17時 
参加費4,000円

説法テーマ 「気を高める、天下無双の○○○○療法!」

気を高めるだけではなく、健康増進に著しい効果を発揮する○○○○療法について発表します。
一生涯健康ではつらつと生きていけること請け合いです。
参加者はスカートではなく、パンツのスタイルで起こしください。
ジーンズのような固い生地ではなく、ゆったりした服装がよいです。
瞑想もご一緒にやりましょう。

• Zoom講座

3月11日(月)20時~21時 
参加費1,000円

説法テーマ 「食の安全」

たくさんの方のご参加をお待ちしています。
お申し込みはこちらからどうぞ

→ サットサンガ

ギフトと次回のプージャのご案内

虎皮とご神木
虎皮とご神木

ご神木プージャでは、数ヶ月前から1万円以上のドネーション(お布施)の方には、ご神木に虎皮を巻いて特別プージャをしています

虎皮でパワーを増強しているため、一層強力なエネルギーが届くのではないかと思います。

師の師匠のインドのスワミもかつて特別プージャとして、タイガースキンプージャというスペシャルなプージャをしていました。

それは虎の皮を使ったプージャで、参加費は50万円だったそうです。

インドでも虎皮は手に入りませんから、その値段も(うなず)けるところです。

しかし、師の庵では毎月それをやっていますから、いかに貴重であるか想像に難くありません。

今回ご神木プージャにご参加くださった方々にはプリースト(司祭)の師匠からギフトを預かっています。

ドネーション(お布施)が1万円以上の方と、そうではない方と、ギフトが違います。

お手元に届くギフトを大切にご愛用いただければ幸いです。

________________________________________

最近は、Twitterで正確な開始時間を告知しているため、その時間に合わせて瞑想やお祈りをされている人が増えてきている様です。

また、今回はX(Twitter)でお知らせしたシルディ・サイババのマントラ、「オーム サーイ スリー サーイ ジェアジェアサーイ」でプージャをしました。
22時からの開始に合わせて、ダッタトレーヤー神のマントラで一緒にお祈りをしてくださった方も多かったことでしょう。
もちろん、シヴァのマントラ(オーム・ナ・マ・シヴァ・ヤ)でも問題ありません。

➡ 水野博友Twitter

そして、気に敏感な方は「凄いエネルギーが来ている!」「プージャが終わった頃、身体が軽くなる!」と嬉しいご感想をメールで寄せてくれる人も少なくありません。

プージャのエネルギーを感じることができたら、プージャに参加している実感がより高まるから喜ばしいことではありますが、感じる感じないは気(エネルギー)への感度の個人差があるため気にする必要はありません。

肝心なのは、プージャに参加し共に神仏にご祈願することで、お悩みの問題となっているカルマ(業/因縁/メグリ)のエネルギーが浄化され、願意到達に着実に近づいているということです。

 さて、次回のご神木プージャは、

3月23日(土)の夜(22時頃)

に開催します。

 (ご神木の締め切りは、3月19日 火曜日です。)

※締め切りを過ぎて到着したご神木は次月に回させていただきます。こちらから特に連絡は差し上げませんので、ゆとりをもってお届け願います。

自分の願いの成就を後押ししてほしい方は、下記のページ中にある。「ご神木プージャお申込みフォーム」に必要事項を入力し送信してください。

ご神木プージャは1本3000円以上のご喜捨(お布施)で承っています。

➡ 「邪気祓い開運堂」 「願いを叶えるファイヤープージャ」

たくさんの方のご参加をお待ちしております。

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【人はつながっている】自分と同じ人生を送る人 https://xn--xfru3s8mih3g.com/2024/02/12/3920/ Mon, 12 Feb 2024 13:54:03 +0000 https://xn--xfru3s8mih3g.com/?p=3920

瞑想講座の生徒さん(Mさん・女性・40才台)から聞いた話です。 瞑想講座の最中、私はMさんに「何かを失ったりなくしたりした時は、その後にもっと良いものが入ってくる」という宇宙法則について語っていました。 この失うというの […]

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瞑想講座の生徒さん(Mさん・女性・40才台)から聞いた話です。

瞑想講座の最中、私はMさんに「何かを失ったりなくしたりした時は、その後にもっと良いものが入ってくる」という宇宙法則について語っていました。

この失うというのは、物や仕事を無くすのもそうですし、人と人との別れもそうです。

人生はらせん状に進化発展していて、失うというマイナスの体験の後に、その空いたスペースに次なる良いもの・プラスのものが入ってきます。

空いたスペースがないと、入ってくる場がないため、次の出来事は起こりません。
そうすると人生が停滞する訳です。

何かを失ったということはとても悲しく辛い体験になるでしょうが、その後よりよいものが入ってくるという希望を持つことができると、人生に安心感が生まれ、乗り越える力も湧いてきます。

その宇宙法則を語り終えると、Mさんは

「私は自分の人生と同じ人生を送る人と会ったことがあります」

とおもむろに話し始めました。

Mさんと同じ人生を送る人は、外国人(以下、Bさん)でした。
最初は身近にいる人で、特に関係性は深くなかったのですが、最初に会った時から何か気になるという印象を持ったといいます。

そして、Bさんと話をしている内に、自分と同じ人生パターンを送っていることに気付きました。
いつ頃に何が起きて、どんな病気をして・・・という人生の出来事が同じなのです。
それはお互いがそう納得したものです。
これは確率的に起こりえるものではありません。
その確率を超えた不思議に飲み込まれるかのように、程なく2人は恋人同士になり、濃厚な関係を過ごすことになりました。

同じ人生パターンを送る2人は、交際を続ける中でも同じような人生パターンが続きました。
体調が良くない時もそうです。

Mさんが「今、頭痛いでしょ?」と電話をすると、電話の向こうのBさんも同じく頭痛に苦しんでいる・・・そのような感じです。

体調や感情も共有していました。
それだけに2人の関係は濃いものになっていったのは容易に想像がつきます。

地球上に80億人の人間がいる中に、自分と同じような人生パターンを送る人がどこかにいるというのは実に不思議です。

仮にいたとしても、人生の途中でめぐり逢うことができるというのは天文学的に低い確率になります。

そのような出逢いは、見えない背後の力が引力のように働いてもたらされているのかもしれません。

このような同じ人生パターンを送る人に会ったことがある人は、読者様の中にいるのでしょうか?

実は、私自身も自分と同じ人生パターンを送る人と出会ったことがあります。
その人のことをCさんと呼びましょう。
Cさんは、仕事や病気や家族関係などが私と同じで、同じような人生体験をしていました。
ただ、特徴的なのはその出来事の起こる大きさ・インパクトは、私よりCさんの方が大きかったのです。

例えば、同じ病名であったとしても、症状の程度はCさんの方が酷いという感じです。

Cさんは男性だったため、恋仲になることはありませんでした。
私は自分が気付いた不思議な一致をCさんに告げていませんので、Cさんは私が同じ人生パターンを送る人であるとは気付いていません。

「世の中にはこんなにも不思議なこともあるのだ・・・」

Cさんのことを知った時は平静を装っていましたが、驚きのあまり食い入るようにCさんを見入っていたものです。

これはどのような現象なのでしょう?
世の中にはツインソウルという双子の魂なる存在がいると伝わっています。
あの世から生まれてくる前は同じ魂だったものが、この世界に生まれてくるときに分離して違う肉体に入った・・・それがツインソウルです。

女性は自分のツインソウルに出逢いたいと探している人が多いです。
ツインソウルに出逢うとこれまでに感じたことがないくらいの深い繋がりを感じ、恋愛感情が高揚し、結ばれると魂がとても満たされるそうです。

しかし、一般的にツインソウルと出逢うのは40歳以降と言われていて、出逢った時にお互いが結婚していることが多く、障害の多い恋愛になり、それをどう乗り越えるか試されます。

ツインソウルの定義は知っていますが、ツインソウル同士でも同じ人生パターンということはありません。
この同じ人生パターンを送る人はツインソウルを超える魂の繋がりを持っているのではないかと思います。

しかし、私はCさんの存在に気付いた時、特別惹かれることはありませんでした。
同性だったからでしょうか?
「不思議な人もいるものだ・・・」というのが率直な感想でした。

Cさんと会わなくなって随分時が経ちました。
ずっと会っていませんが、きっとこの世界のどこかで私が体験するような現実を同じように体験しているに違いありません。

瞑想講座の生徒のMさんは外国人のBさんと恋人関係になりましたが、ある時とある理由から別れようと思い立ちました。
それで、MさんはBさんに別れを切り出し、恋人関係は終わりを迎えました。

その後、Bさんは母国に帰国したと聞きました。

そのような深い関係のMさんでしたが、Bさんと別れた時は「とてもスッキリした」と晴れ晴れとした気持ちだったそうです。

関係がいかに深くとも、理由があって別れるときはそのような重荷を降ろすような爽快感を覚えることもあるのでしょう。

そして、冒頭の話に戻ります。
「人生には何かを失ったりなくしたりした時は、その後にもっと良いものが入ってくるという宇宙法則がある」という話です。

MさんはBさんと別れて半年後に新たな男性と出逢い恋に落ちました。
それが今のご主人です。
今はお子様にも恵まれ、母としてせわしない日々を過ごしています。

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縄文の生き方を現代に活かす ~女性性の時代到来の意味~ https://xn--xfru3s8mih3g.com/2024/02/04/jyomon/ Sun, 04 Feb 2024 13:49:20 +0000 https://xn--xfru3s8mih3g.com/?p=3901

最近、縄文というキーワードを耳にする機会が増えている気がします。現代の日本人は縄文の生き方に回帰せよ、そのような文脈で使われることが多いようです。 なぜ、縄文なのだろう?詳しく知らない人はそのような漠然とした疑問を抱いて […]

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最近、縄文というキーワードを耳にする機会が増えている気がします。
現代の日本人は縄文の生き方に回帰せよ、そのような文脈で使われることが多いようです。

なぜ、縄文なのだろう?
詳しく知らない人はそのような漠然とした疑問を抱いているに違いありません。

私たちが学校教育で習った縄文時代は、狩猟採取生活を営む未開の原住民というイメージです。
毛皮を着て、右手に矢じりの槍を持って、マンモスやウサギを追っている・・・
動物の骨で釣り針を削って魚を捕っている・・・
はじめ人間ギャートルズのような、そのような原始人が一般的な縄文人像です。

そして、その後大陸から稲作が伝わって、弥生時代になった。
学校でそう教わりました。

本当にそうなのでしょうか?

私は10年前くらいから密教の瞑想法を伝える講座(密教瞑想講座)を主催しています。
これはどっぷりスピリチュアルな内容で、これまでも多くのセラピスト、チャネラー、ヒーラーを輩出してきました。

先日、瞑想講座の昔の生徒さん(以下、奥山さん)が6年ぶりくらいに訪れました。
彼女の近況を聞くと、

「縄文の情報を伝える仕事をしている」

と言うので「はて、何だろう?」と首を傾げました。

詳しく聞くと、何でも

「ある日私は縄文土器さんとお話ができるようになったのです。それで縄文土器さんと対話し、その当時の生き方などを伝える仕事をしています」

と彼女独特のシルクのような口調で言うので、私も目が点になりました。

縄文土器と対話をする!?
そもそも、縄文土器に意識があるのか!?

そう思ったのです。

すると、奥山さんが教えてくれました。

「縄文土器さんは神々と繋がるための聖なる器、宇宙のエネルギーを集める装置であって、そこには自然霊さんが宿っています。作り手の霊ではありません。その自然霊さんとお話をしているのです」

奥山さんは元々幼少期から自然霊と対話ができる能力を持っていたのですが、成長する中でいつしかその能力を封印したのか忘れてしまったのか使わなくなって久しくなっていました。
それが、密教瞑想講座に通う道中で花を見た時に突然思い出したのだそうです。

密教瞑想講座は、悟りを目指す講座で、これという特定の超能力を開発する目的の講座ではないのですが、マントラを使って瞑想をしている修行過程で人によって様々な能力が発現することがあります。

奥山さんは、その後、突然縄文土器に話しかけられ今に至るといいます。

大抵のことには慣れっこの私ですが、縄文土器と対話する能力にはドキッとしました。

縄文土器と話をすることで、当時の日本人の生き方や習慣などがあたかも白紙の紙面に浮かび上がるようにしてわかるといいますからとてもユニークです。
考古学者が出土品から推測するのとは違って、直接的に教えてもらえるというのは大きな利点と言えましょう。

重要なのは、縄文時代が先述のような未開の原住民が生きていた時代ではなく、現代とは違う意味で高度な文明が発達しており、それが実に1万年以上も続いたという点です。
つまり、縄文人ははじめ人間ギャートルズのような原始人ではないということなのです。
毛皮どころか、現代の日本人が着ていてもオシャレに思えるような麻でできたカラフルな衣装を着ていたそうです。

特筆すべきは、戦争のない平和な時代が1万年も続いたということです。
これは西暦2000年を超える現文明の約5倍にもなるスパンですから、いかに長期間かわかります。

江戸時代は260年間にも渡る長い期間、大きな戦争がなかった平和な時代で、それは世界史的にもとても珍しいことですが、それを大幅に上回る約1万年もの平和な時代を当時の日本人が築いていたというのは驚愕の一言です。

奥山さんは特にブログやYouTubeをやっている訳ではないのですが、ユニークな話をするので各所で引く手あまたで、有名人や医師のグループなど多様な方々とコラボをして講演活動をしています。

北陸地方は講演をした時に150名近くも集まったそうです。
それだけ、縄文への関心度は高まっているのでしょう。
3月には新潟の十日町で講演をする予定があります。
このように、奥山さんは主に東日本や北陸を中心に講演活動などをしています。

奥山さんは縄文の時代のみならず、更にそこから5000年ほど遡ったレムリア(ムー)大陸の時代の情報も得ています。
レムリアの時代というと、一般的にはよくわからない人が多いかもしれませんが、前文明のことで、今とは違った高度な文明が栄えていた時代です。

レムリア大陸は最終的に神の怒りを受けて、大地がひっくり返ってしまい、海中に没しました。
まさに未曾有の大災害に見舞われた時代で、神話などでは大洪水時代として伝わっています。

奥山さんによれば、その巨大な天変地異を収めるために、男性を人柱にして沈めたのだそうです。
そのため、その時代男性はほとんどいなくなりました。
おそらく、無理矢理に男性を海中に沈めたのではなく、大東亜戦争時の特攻兵のように、当時の男性たちが護国のために勇んでそのお役を引き受けたのでしょう。

また、レムリアの時代は、重力を操作する技術があったそうです。
それは重量を取り去る超能力のような力です。
重量を取り去って、こっちからあっちにピッと動かすことが容易にできたのです。
ピラミッドなどの太古の巨石遺跡もそのような力で作られました。
現代では絶えてしまった技術ですが、現在でも私の知人に体重の増減ができる人がいますから、それも荒唐無稽の話ではないでしょう。

レムリアの時代、そのような重力を自由に操作する技術が存在しました。
そして驚くことに、何と天空にはラピュタのような浮遊都市が存在したそうです。
昔のおとぎ話などで、空中に浮かぶ島のような絵を見た記憶がある人もいることでしょう。
宮崎駿監督の「天空の城ラピュタ」の物語のような浮遊都市が現実にあったというのですから、ロマン溢れる話です。

私が時々足を運ぶ神社には、太古の昔、天皇が天の浮舟に乗って世界中を訪問していたという記録が書かれていますから、そのような不思議な話も実在したのかもしれません。

レムリア大陸はほとんどが海中に没してしまいましたが、痕跡の一部が今も残っています。
それが日本列島です。
奥山さんによれば、特に山梨県から長野の八ヶ岳〜諏訪湖にかけて、それが色濃く残っているそうです。
確かにその辺りは縄文銀座というくらい縄文土器が出土すると聞きます。
奥山さんも縄文の活動をするようになってから、活動の拠点を八ヶ岳に移しました。

奥山さんの縄文の話をさらに深めていきましょう。

縄文時代の人々は、非常に長寿で、寿命が300歳くらいあったそうです。
彼らは森と共に暮らし、虫や鳥や動物、自然霊などと話をすることができ、自然と調和して暮らしていました。
神々を常に感じ、神と共に生きていました。
そのような能力の大部分は、今の私たちはすっかり退化してしまいました。
自然と共にナチュラルな生き方をしていたため、今よりもずっと長寿でした。

「今の日本人と食べているものが全然違いますから」

奥山さんの言葉の裏を取ると、今の日本人の食は汚染されているから、そのようなものを食べ続けていては長寿を望むことは難しいということです。

高校の教科書では、縄文時代の平均寿命は29歳と書かれていた記憶がありますが、奥山さんの話が本当だとすると全然違うことになります。

奥山さんは縄文人が健康のためにハチミツを発酵させた食べ物をよく摂っていたと教えてくれました。

もう一つ長寿の理由を挙げると、争いがまったくない社会であったということです。

当時の遺跡からは武器が出土しません。
さらに遺体には武器によってできる外傷の跡がまったく見られません。
争いのない平和な時代が続いていたのです。
武力的な争いだけではなく、恐れや心配もほとんどない平和な社会でした。

それは本当に素晴らしいことです。
社会全体の精神的成熟度や幸福度を表しているように思えます。

なぜ、そのような平和な時代が続いたのでしょうか?

それは女性が社会のリーダーとなって、人々をまとめていたからです。
女性がリーダーと言っても、現代の民主主義政治とは違います。
具体的には卑弥呼のような祭祀政治が行われていて、国のトップに女性が立っていたのです。
現代の日本も天皇陛下が祭祀王となって、日本の安寧のために数々の神事を執り行っていますが、天皇陛下に政治力はないので、現代は祭祀政治とは違います。

卑弥呼は教科書にも出てきた有名な巫女です。
これも本当は卑弥呼は特定の人物を指すのではなく、職制だったそうです。
姫巫女(ひめみこ)という言葉が、変化してひみこになりました。
姫巫女という社会のリーダー的巫女が、神のご神託を得て、社会を導いていた時代でした。
そのため、姫巫女は各所に複数存在したのだそうです。
つまりは、社会の上に立つ姫巫女が卑弥呼だったのです。

女性がリーダーの時代は社会が平和になります。
女性がリーダーで、男性は女性を支える役割を担ってきました。
今の結婚制度下の男女の役割と逆だったのです。
本質的には男性より女性の方が有能だからです。

生物学的にも、胎児が受精卵から母体の中で成長する過程で、進化のプロセスを再度再現します。
魚類の形状から、両生類、爬虫類、そして哺乳類に進化し、やがて人間の赤ちゃんらしい形態に成長します。
人間の形になった時は、その時は女性なのです。
そこから、男性になる個体は男の身体に変わっていきます。
それから言えることは、女性が主流で、男性は亜流ということです。

縄文は女性がリーダーとなって永く平和な時代を築いてきました。
弥生時代になり大陸から大和王朝が侵攻してくると、武器を持たず争いを知らない縄文の日本は征服され統一されました。
そこから男性がリーダーになって今に至るのですが、江戸時代の一時期を除いてずっと争いが絶えない世の中が続いています。
そこが大きな時代の節目だったのです。

「でも、現代の日本は平和な時代でしょう?」と問う人もいるかもしれません。

それは本当に社会の実態をわかっていない質問と言えます。
確かに、日本は大東亜戦争以降約80年間武器を持ってドンパチはしていません。
しかし、失われた20年と言われているように、平成の時代は経済成長せず貧富の差が拡大し、それが人々の心理にまで影響するようになりました。
勝ち組負け組に象徴される競争社会は、仕事をする能力の低い者が淘汰される殺伐としたゆとりのない社会です。

常に仕事を失うのではないかという恐れ
常にお金がなくなるのではないかという恐れ
頑張らないと負けてしまって人生が悲惨になるという恐れ
失敗をして信用をなくすのではないかという恐れ

このような恐れをいつも心の中に抱いて緊張して生きている姿は、戦争状態と大して変わりません。
そのような精神状態では、肉体的にも精神的にもいろいろな病気が起きてきて長生きを望むのは難しいでしょう。

現代の日本は自殺者数こそ、下降傾向ではありますが、15才〜39才までの若者の年齢別死因第一位が自殺という惨状です。
自殺者数も遺書があれば自殺にカウントされますが、それがないと事故死としてカウントされます。
だから実際には年間の自殺者は約10万人くらいだと言われています。
そのような悲しい国家がこれまでにあったでしょうか。
若者をはじめ多くの人が将来に絶望し自ら命を絶っている社会は、武器を持った戦争はしていなくても、戦争をしているのに等しい悲惨な状況だと思えてなりません。

これからは女性性の時代が来ると言われるようになりました。
21世紀は日本が世界の精神的リーダーとなるという予見が各所でされていますが、それは女性が中心となる社会が実現するからかもしれません。

今の多くの女性を見ていると、性別こそ女性で中身は男と変わらない「おとこ女」が多いように見受けられます。
そのような外見だけの女性では、社会のリーダーたる資質はなく、国を牽引することはできないでしょう。
女性らしい優しさとたおやかさを兼ね備え、日本の文化と歴史、そして日本人の心を受け継いだ凜とした大和撫子が多く現れないと、新たな日本の岩戸は開きません。
そのような日本の女性は、世界からも尊敬を集めるに違いありません。

私は個人的には愛子内親王殿下が天皇陛下になられた時に、社会が一気に変わるのではないかと予想していますが、それはどうなることでしょうか。
そこまでは法律的にもたくさんのハードルがあり、妨害する既存勢力もあり、事はそう易々と進まないと思います。

まずは日本の女性に、自分たちの本来の価値や本質を再認識してほしいです。
また縄文のご先祖様が生きていたように、心配をしないで今を楽しく笑って生きる、心が通じ合う友達と遊ぶ、自然と語らい全身で感じるという精神的に豊かな生き方を志向し体現してほしいです。
一人一人の生き方が変わることによって、大和魂がリブート(再起動)するのです。

5月19日(日)に奥山さんが横浜歯科大学附属横浜クリニックで【縄文土器から教わった 縄文的健康法とスピリチュアル能力の高め方】というテーマで講演会を開くことになりました。ご希望の方は下記のHPからお申し込みください。
http://www.kousei-kyoukai.or.jp/ivent/ko-20240519.html

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保護中: 料金改定の真意 https://xn--xfru3s8mih3g.com/2024/01/31/determination/ Wed, 31 Jan 2024 13:34:13 +0000 https://xn--xfru3s8mih3g.com/?p=3881

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サットサンガ(真理の集い)開催方針の変更について https://xn--xfru3s8mih3g.com/2024/01/23/satsang-2/ Tue, 23 Jan 2024 07:01:46 +0000 https://xn--xfru3s8mih3g.com/?p=3867

2024年2月よりサットサンガ(真理の集い)の開催方針を変更させていただきます。 対面講座 不定期に実施します。2024年2月のサットサンガの開催予定はありません。開催が決まり次第、日程を水野氣功塾にて案内致します。 Z […]

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2024年2月よりサットサンガ(真理の集い)の開催方針を変更させていただきます。

  • 対面講座

不定期に実施します。
2024年2月のサットサンガの開催予定はありません。
開催が決まり次第、日程を水野氣功塾にて案内致します。

  • Zoom講座

毎月1回開催します。
説法のみの講座となります。
当面過去のサットサンガの説法のテーマからセレクトしお話します。

開催方針が変更になりますが、引き続きご愛顧いただければ幸いです。
今後とも宜しくお願い致します。

→ サットサンガ(真理の集い)

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ツインソウルに出逢いたい人に送る言葉 https://xn--xfru3s8mih3g.com/2024/01/17/twinsoul/ Wed, 17 Jan 2024 13:59:06 +0000 https://xn--xfru3s8mih3g.com/?p=3849

あるお客様(Aさん・女性)からツインソウルのセミナーに行ったという話を伺いました。 そもそも、ツインソウル、この用語をご存じでしょうか? 女性の間には広く認識されているにも関わらず、男性の間にはほとんど知られていない謎の […]

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あるお客様(Aさん・女性)からツインソウルのセミナーに行ったという話を伺いました。

そもそも、ツインソウル、この用語をご存じでしょうか?

女性の間には広く認識されているにも関わらず、男性の間にはほとんど知られていない謎のワード、それがツインソウルです。

実際、女性がツインソウルのことを話題にするのは時折耳にしますが、男性が語っているのをこれまで聞いたことがありません。

ツインソウルとは、魂の片割れという意味です。

人がこの地球に生を受けた時に、自分の魂の残り半分を持っている異性(同性の場合もある)がいるというスピリチュアルな思想です。

その異性に出会うと、それこそずっと探していた運命の男性(もしくは女性)に出会ったというこれまでにない恋愛の高揚感と共に、何が何でも一緒になりたいと強く相手を求めるようになります。

Aさんが参加したセミナーは150人くらいの参加者がいたそうです。

随分多いものですね。

その中でも男性はたったの1人で、残りは全て女性という構成になっていました。

それだけ、女性には熱望されているのがツインソウルと言えるでしょう。

私も6年ほど前にサットサンガ(真理の集い)で説法のテーマに選び、「永遠の愛~めぐり逢う魂ソウルメイトに関する考察~」と題しお話したことがありました。

ですので、男性にしては知っている方ではないかと自負しています。

さて、Aさんは、ある日ツインソウルの男性に出会って、それこそ雷が何本も落ちるくらいの強烈な衝撃を受けたそうです。

それで、その男性に猛アタックしていたのですが、柳に風と受け流され、まったく相手にされず、結局その恋は成就しなかったそうです。

果たしてその男性がツインソウルになるのかどうか、それは答え合わせができるものではありませんからわかりませんが、Aさんがそう信じる以上はそれで良いのだと考えます。

ツインソウルのセミナーのことは詳しくわかりません。

どのようにして出逢いを引き寄せるかとか、付き合ってからどう続けていくか講義をしたり、または本当にツインソウルかどうかカウンセリングで判定してくれたりするのかもしれません。

私は男性だからか、ツインソウルに出逢いたいと考えたこともないし、全然興味もありません。

おそらく多くの男性は私のような感覚なのではないでしょうか。

そのようなことをAさんに伝えたところ、

「女性は愛に生きる生き物で、いつも男性のことを考えているのです」

だから、男性とは(脳が)違うということでした。

私も愛に生きているつもりですが、愛にもいろいろあるようです。(苦笑)

ツインソウルのカウンセリングって果たしてどうなのでしょう?

別にそれを専業にしている人を揶揄するつもりは毛頭ありません。

ツインソウル同士のカップルがカウンセリングに来て、「私たちはツインソウルでしょうか?」と問われれば、果たして「No」と答えることがあるのでしょうか。

どのくらいの精度で判定できるのかわかりませんが、「Yes」を期待して来る自称ツインソウルのカップルを失望させるわけにはいきません。

かつて、インドの聖者スワミ・カレスワーラは「クライアントを満足させて帰らせなさい」と語っていました。

ツインソウルの事例に当てはめるなら、例え2人がツインソウルではないとわかっても「違いますね」と伝えてはいけない。

反対に「こんなしっくりはまるツインソウルは見たことがありません!」というようなことを言って持ち上げて喜ばせてあげることがスワミ・カレスワーラの真意だと思います。

ツインソウルと診断されたカップルは、その後それを信じて一層仲睦まじくやっていくこと間違いありません。

逆に、ツインソウルではないという診断を告げられたら、仲のよかったカップルもギクシャクして別れてしまうかもしれません。

恋愛は簡単なことではありません。

若い人には恋愛に興味がないという人が増えていると聞きますが、恋愛をするにはそれなりの成熟した人間性と心理的な技術が必要となります。

私は、高校の課外授業で教えてもよいのではないかと思うくらいです。

高校の科目は、社会に出ても全然使わない、役に立たない勉強が多く、正直不毛かつ不要だと思います。

それなら、恋愛や結婚の授業、子育ての授業の時間を設けた方が余程社会のためです。

その知識を何も知らずに性欲の延長で結婚し、子育てに入っていけば、子供が子供を育てるような状況になります。

親としての資質がない者に育てられた子供が大きく成長し、同じことを世代間で繰り返す悪循環に陥ります。

さて、恋と愛の違いをお話しましょう。

恋は、恋の病というように突然何かのホルモン分泌と共にスイッチが入り、勝手に盛り上がって高揚し、あたかも核融合反応のようにエネルギーが膨れ上がりメンタルが熱く不安定になる現象のことをいいます。

「私を見て」「私だけを愛して」という、相手よりも自分大事で、ベクトルが自分に向いているメンタリティです。

対して、愛とは、持続させようとする相互の強い意志を伴うもので、無償の愛というように相手に過度の期待をすることなく、2人の間で絆を築き上げていく地道な作業だと言えます。

愛は恋と反対で、私よりも相手の幸せを第一に考える、ベクトルが相手に向いているメンタリティです。

恋はいつか醒める。

だから恋は醒めたら終わりで、別れる選択をすることになります。

愛は、常に持続させようとする意志を伴いますので、時に乗り越えるのが大変なことにも遭遇し、共に乗り越える毎に絆を深くする一面があるでしょう。

意志が強ければ、愛は一生涯続くのです。

結婚式では一生愛し抜くという誓願を立てますが、愛はそのような確固たる意志がベースになっています。

今、もし伴侶やパートナーがいれば、その人がツインソウルかどうかは正直どうでもいいと私は思います。

ツインソウルだったら大事にして、ツインソウルでなかったら粗末に扱ったり、他の異性を探したりするのでしょうか?

答え合わせができない命題に正否を求めても仕方ありません。

今いるパートナーをツインソウルだと考え、愛を育み大事にしていってはどうでしょうか。

男女の関係は、99.9%別れが訪れます。

どんなに仲が良い夫婦やカップルでもそうです。

人生の途中で、違う道を歩むようになる可能性も大きいですが、死別という可能性も年を重ねる毎に増えていきます。

私の周りでも伴侶を死別で亡くしたという話を時々耳にするようになりました。

いつか別れることが確定なのですから、今会えるパートナーを大事にして愛をたくさん育んではどうでしょうか。

結婚や同棲をし生活を共にしていたら、いつでも会えると考え惰性に陥りがちですが、それでも1回1回会える機会を大事にありがたく思った方がいいです。

今回が最後になるかもしれないと一期一会の気持ちになれば、お互いの愛情も一層濃くなるのではないでしょうか。

愛は強い意志を持って育むものです。

だから、他所に魂の片割れがいて、自分を求めているかもしれないというファンタジーのようなことを夢見るのではなく、今ある人に全力を注ぎ、一生愛し抜く方がいいというのが私の考えです。

あるお客様の奥様は、書棚にツインソウルの本がところ狭しと並んでいたそうです。

亭主がいながら、別のパートナーをあからさまに求めるのは、亭主に失礼だと思いますし、それでは夫婦生活はうまくいくはずがありません。

仮に、ツインソウルと出逢った、そして付き合ったり結婚したりすることになった。

でも、そこに強い意志で愛を育むという意識がなければ、何かの不満をきっかけに脆くも関係性は破綻してしまうでしょう。

いくらツインソウルの関係でも恋のままでは続かないのです。

愛に昇華させていかなければなりません。

今ある人を大事に愛することができず、「隣の芝生は青い」と新たな人を求める意識では、何回恋愛をしても破綻が訪れるに違いありません。

恋愛は99.9%別れが訪れます。

別れない恋愛があったらいいですよね。

でも、まずほぼ100%無理です。

しかし、唯一別れが訪れない0.1%があります。

それは2人一緒に死ぬことです。

渡辺淳一の「失楽園」のような無理心中ではなく、ほぼ同時期に死ぬことと考えていただければよいでしょう。

愛し抜いた夫婦は、片方が死んだら後を追うようにして残された人が亡くなります。

最近の例では、石原慎太郎(元東京都知事、作家)夫妻がそうです。

2022年2月1日に亡くなった石原慎太郎の後を追うように、同年3月8日に奥様の典子さんが自然死で亡くなりました。

夫婦一緒にいたかったのでしょうね。

石原慎太郎はあのように湘南ボーイで背も高くいい男で女性にもモテたので、さぞかし典子夫人はご主人の情事に散々泣かされたと推測しますが、まぁそれでも好きで好きで惚れ抜いていたのでしょう。

石原慎太郎は生前、「死んだらクジラに生まれ変わりたい」と語っていました。

ヨットが趣味で、ヨットレースに幾つも出場した海の男だから言える言葉です。

今頃、どこかの大海原を2頭の大きなクジラが悠々と仲睦まじく泳いでいるに違いありません。

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