2024年7月ご神木プージャのご報告　～予知夢が私に示唆したものとは？～

2024年7月30日

2024年7月20日ご神木プージャの炎

7月20日（土）22時～約40分間、恒例のご神木プージャ（護摩祈禱）を執り行いました。
今回はサルノコシカケという菌類を大量に供物にしました。
サルノコシカケは、かつて邪気祓い開運堂で扱っていた「解毒茶」（一包み5,000円/現在は対面販売のみ）の主原料です。
「解毒茶」は、サルノコシカケをはじめ、がんに効くと言われる高級霊芝をふんだんに使ったお茶で、コロナワクチンが出回る前くらいの時期に師匠がインスピレーションから着想し製作したものです。
貴重な供物を使ったプージャで、とても良いエネルギーとなりました。
遠隔で参加されている方も感じていただけたら幸いです。

今回も皆さまの願意が叶うようご祈願させていただきました。
いつもご参加いただいている方、初めてご参加いただいた方、ありがとうございます。
仙人師匠共々厚くお礼申し上げます。

私が見た予知夢の話

私は修行期間中、ご神木プージャが執り行われる本殿に祀(まつ)られているシルディ・サイババ像の前で寝ることがよくあります。
修行場は基本的に雑魚寝(ざこね)なのですが、シルディ・サイババ像の前は師匠に特別に許された特等席のような場で、エネルギーを多く受けられます。

今週、2021年の7月の修行日の日記を振り返っていたら

「家内が急に危篤になって助けられなかった夢をみた」

と書いてありました。

修行期間中にシルディ・サイババ像の前で寝た時に見た夢です。
シルディ・サイババ像の前で寝ると不思議な夢を見ることがあります。
私は夢の内容を気にしないのですが、その時は鮮烈な夢だったため日記に記録したのです。
書いたままずっと忘れてしまっていました。

実際、その2ヶ月後に家内は急に体調が悪くなり他界してしまいました。
私は家内を失った悲しみや寂しさよりも、治療家として救ってあげられなかった無念と無力感に強く襲われどん底に堕ちました。
その時も、「もう人の身体を診る資格はない、気功治療家をやめよう」と幾度も思ったものです。

その夢を見たことも忘れてしまっていたので、今週それを発見した時に戦慄しました。

「こんな夢を見ていたのだ！」

正夢ということが本当にあることに恐れおののいたのです。

シルディ・サイババの前で見た夢なので、予知夢として警告を鳴らしてくれたのかもしれません。
今となってはどうしようもないことで、後悔もしていないのですが、夢で見たことが現実化することもあると思い知った体験でした。

映画スターウォーズでは、アナキン・スカイウォーカーが妻のパドメが死ぬ悪夢を見て、それが現実化しないかという恐怖に囚われます。
妻を愛するが余り、喪失の恐れが尋常ではなかったのです。
そして、なんとしても妻を死から救おうと葛藤し、死からも甦らせる力を持つとされる悪の暗黒卿（シス）に弟子入りして暗黒面に堕ちてしまったのです。
アナキン・スカイウォーカーは、悪のダース・ベイダーとなり宇宙の支配者になっていくというストーリーです。

私は夢が現実化するとは思わず、捨て置きしてしまったため暗黒面に堕ちることはなかったのですが、あまりに大切なものを失うという恐れは、その強い執着から暗黒面に堕ちる危険性をはらんでいます。

スターウォーズの話の中では、アナキンは自己の考えに固執し意固地になる場面があり、エゴが強い傾向にありました。
そのため、なんとしても妻を死から救わなければならないと躍起になり、悪の力に目が眩(くら)んだ訳です。
悪の勢力であるシスは、アナキンの心の弱さに目を付け、取り込む機会を長年虎視眈々と狙っていました。
そして、心が弱った時につけ込まれたのです。
実際にも、魔に取り込まれるのは心が弱った時なので、教訓になります。

さて、家内の話に戻ります。
家内は50才で他界してしまいました。
現代では若過ぎる方でしょう。
家内は生前スピリチュアルなことが好きで、何人もの有名なチャネラーを訪ねてはリーディングをしてもらっていました。
そこで共通して言われていたことは、「非常に長寿である」、「90才以上生きる」ということです。
だから、当然私より長生きするものと信じ込んでおり、夫婦の会話でも夫である私の死後の生活などについて話題になることが珍しくありませんでした。
それなのに、このような若さで急逝しまうとは、私も驚愕でしたし、当の本人が一番ビックリしているはずです。

有名なチャネラーたちは、いわゆる当たる人たちです。
共通して出た内容が外れることがあるのでしょうか？

これから導き出される結論は、未来は決まっておらず不確定であるということです。
霊能者やチャネラーによると、私たちはこの世界に生まれて来る前におよその人生のブループリント（青写真）を持っているようです。
しかし、それは絶対不変のものではなく、その時々の選択や意識レベルの変化によって変わるのです。

それにしても家内の場合はチャネラー達が共通して予見した90才以上の寿命から40年も縮まっているのですから、なぜなのだろうと思わずにはいられません。

私は長年の気功治療に携わる中で、お客様の邪気をたくさん受けてきました。
その悪影響を一番受けていたのが家内ではなかったか？
答え合わせはできないのですが、私がお客様の身代わり行をして、家内が夫の身代わりになっていたのではないか？
時々そう考えていたたまれなくなることがあります。
巷(ちまた)の治療家で、奥様を先に亡くしたという話を聞くことがあります。
それはこのようなケースなのかもしれないと想像することもあります。
しかし、夫婦はどちらかが先に他界しますから、奥様が先に亡くなった話をそう解釈しているに過ぎないのかもしれません。

願掛けの代償でも寿命は短縮します。
神仏に願掛けする時に、どうしても何がなんでも叶えたい願いの場合、「私の寿命を差し出します代わりに、この願いを叶えてください」という交換条件を提示する方法があります。
それは願いが叶うと同時に、寿命がその代償として数年奪われてしまうのです。
世の中にはそのようなこともあります。
家内のケースには該当しないとは思いますが、そのようなことで人生の青写真に変化が生じることもあります。

一方、寿命を延ばすこともあります。
末期がんで余命いくばくもないお客様が、「もし、寿命が長らえた場合には、○○の人助けをして生きていきたい」という願いを掛けて、その使命を授かった時、不思議とがんが消滅し全快することがあります。
そのようなお客様を数人見てきました。
献身的な生き方には天も味方し寿命を延長するのでしょう。
人は使命がある限り死なないのです。

最近はワクチンの影響か、私より遥かに若い方ががんになって亡くなるお客様が増えてきました。
私より年若でがん死するお客様はこれまでも珍しくなかったのですが、感覚的に最近は増えている気がします。

たいていの人は漠然と平均寿命まで生きられると信じていますが、それは単なる思い込みに過ぎません。
いつ何時寿命が尽きるかわかりませんので、本当に自分のしたい生き方をして後悔がないよう生きてほしいと思います。

時間と夢の考察

この世界は時間に縛られていますので、どうしてもそれを前提に考えることが当たり前になっています。
過去から未来に向けて一直線状に時間が進んでいて、私たちの人生もそれに乗っかっていると考えます。
しかし、時間があるのはこの世界に限られたものであって、時間が存在しない次元もあります。

遠隔気功はまさにその世界です。
遠隔気功のエネルギーは、時空のない領域で作用するものです。
だから、私はお客様が世界のどこにいようとヒーリングできるのです。
過去でも未来でもエネルギーを自在に動かすことができます。

その世界では、私たちが過去から未来へと進んでいくと認識している時間軸は存在せず、全てが一点に織り込まれています。
例えるなら、CD-ROMに録画されている映画のストーリーのようなものです。
映画を再生すれば、映画のストーリーに時間が現れますが、CD-ROMだけ外側から見たらそこには時間はありません。
そのように時間というものは在るようで無く、無いようで在る、いわば宇宙に存在する泡のようなものかもしれません。
輪廻転生でいえば、未来に転生するだけではなく、過去の時代に転生することもあると考えています。
例えば、生まれ変わったら幕末の志士だったということもあるかもしれません。
つまり、宇宙的にみれば、時間の流れは過去から未来に一方向に進むだけではないということです。

時間は重力のあるところしか存在しないので、重力がない空間では時間を感じ取ることは難しいはずです。
遠隔気功を施す時に、ピシッピシッとラップ音と呼ばれる音が室内に鳴り響きますが、これは次元を超えるエネルギーによって重力が変わり、空間に歪みが生じているものと考えています。

何やら壮大な宇宙論のような展開になりましたが、これは大気圏外の遥か遠い宇宙の話ではありません。
私たちが肉体を放棄して死後に進んでいく遠い先の世界の話でもあります。
死んでしばらくはこの現世とあまり感覚の変わらない世界（幽界）に幽閉されていますが、輪廻のくびきを離れた先は、時間のない世界に移行します。
死んだ後の世界（幽界）にドップリ馴染んでしまえば、現世で生きている時と変わらず幽閉されていることに気付かないため、お決まりの輪廻のコースに流されて次の人生に進んで行くことになります。
人によっては次回の人生は人間ではなく、動物に生まれる個体もあるでしょう。
人間として生まれようが、動物として生まれようが、その人生をできるだけ楽しむしかありません。
人間として生きることは苦難の連続であるし、知識をオールクリアした状態で生まれて、また一から語学や学業を習得するのもいい加減ウンザリなので、私はもう輪廻するのは御免被りたい気持ちです。

死んで肉体を離れてしばらくは、今のような感覚の世界が継続します。
だから死んだことに何年も気付かない人たちもいるのです。
ブルースウィリス主演の映画「シックスセンス」を見てもらえば、その辺のことがよくわかります。
私も気功治療中に死んだことに気付いていない未浄化霊にそれを悟らせてあげて、「ありがとう、ありがとう」と何度も言われ感謝された思い出があります。

輪廻のくびきが外れ、生まれ変わらず先の世界に進めば、そこは時空のない根源の世界です。
一つの個体の意識から大いなる宇宙意識に帰一していくことになります。
そこは時間と空間が存在せず夢の世界のようなところなのでしょう。
皆さんも夢を見ることがあるでしょうが、そこでははっきりとした時間はなく、夢から覚めてみれば何やら一瞬の出来事のように感じます。
まぁ、現実感のあるこの人生も、終わってしまえば一睡の夢のように儚(はかな)く感じられるのでしょう。

私が見た正夢というものは、時間のない世界に織り込まれていた人生のストーリー（青写真）をシルディ・サイババによって垣間見させてもらったものなのかもしれない・・・そのように今では思っています。

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ギフトと次回のプージャのご案内

ご神木プージャでは、数ヶ月前から1万円以上のドネーション（お布施）の方には、ご神木に虎皮を巻いて特別プージャをしています。
虎皮でパワーを増強しているため、一層強力なエネルギーが届くのではないかと思います。

師の師匠のインドのスワミもかつて特別プージャとして、タイガースキンプージャというスペシャルなプージャをしていました。
それは虎の皮を使ったプージャで、参加費は50万円だったそうです。
インドでも虎皮は手に入りませんから、その値段も頷(うなず)けるところです。
しかし、師の庵では毎月それをやっていますから、いかに貴重であるか想像に難くありません。

今回ご神木プージャにご参加くださった方々にはプリースト（司祭）の師匠からギフトを預かっています。
ドネーション（お布施）が1万円以上の方と、そうではない方と、ギフトが違います。
お手元に届くギフトを大切にご愛用いただければ幸いです。

最近は、Twitterで正確な開始時間を告知しているため、その時間に合わせて瞑想やお祈りをされている人が増えてきている様です。
また、今回はシルディ・サイババ／ダッタトレーヤー神のマントラ、「オーﾑ　サイ　スリー　サーイ　グルダッタトレーヤ　パーフィ　パーフィ　サンカルパ　ラクシャ　ラクシャ　ラクシャマーン」でプージャをしました。

気に敏感な方は「凄いエネルギーが来ている！」「プージャが終わった頃、身体が軽くなる！」と嬉しいご感想をメールで寄せてくれる人も少なくありません。

ご神木プージャのご感想

昨日のプージャですが相当強力なエネルギーが降りて来ました。

開始早々に両手の平の中心からビリビリと電気エネルギーの様な力が出て来て
それが全身に行き渡り、頭の中でビリビリ、背中の中でビリビリ、と
まるで銭湯にある電気風呂に入っているような質感で
変な表現ですが『悪性ではなく良性になった邪気』という感じでした。
頭の中でビリビリが続いた後に喉が突然イガイガして咳込む症状が出ました。

しばらく電気風呂時間が続いたあと（20分ほど）突然ビリビリが終了し
神の気もビリビリも感じない空白の時間が訪れたので頭の中に『？』が浮かんだのですが
その状態で5分ほど経った後、満を持してという感じで超強力な神気が降りて来て、
これを書いている今でもそのエネルギーの余波を感じます。

今回の様に
神の気が通りやすいように全身を掃除してくれる役割が前段にあると
プージャの効果に雲泥の差が出る様な気がしました。
（これが新しい素材の効力でしょうか？）

次回のサットサンガでもまた体験できそうなので
今からとても楽しみです。

また何かあればご報告します。
良い体験をありがとうございました。