ヒーリングスティック療法研究会 報告

  第1回 ヒーリングスティック療法研究会

7月15日(火)に第1回ヒーリングスティック療法研究会を開催しました。
サットサンガとはまた違った顔ぶれで、また最初の研究会ということもあり皆さん緊張した雰囲気でのスタートでした。

今回は上肢の施術を練習しました。
上肢の特に手の甲から指先にかけて末端部位の練習です。
ここは患部から遠くても、色々な内臓の臓器と気(エネルギー)の流れが繋がっていますので非常に重要なポイントです。
特に指先の気(エネルギー)の詰まりをとり、流れを改善することで全身の血流を改善し多様な症状が変化していきます。

参加者のHさんはプロではありませんが、家族や周りの方にヒーリングする機会も多いのか2本のスティックで慣れた手つきでした。
Hさんは邪気の臭いに敏感でどこからどのような臭いがしているか指摘をしてくれます。
他の参加者も「そうかなぁ?」という意識になり、気(エネルギー)を感じる練習になりました。
私はヒーリングスティックで邪気を輩出するとき、それこそ鬼か神仏の忿怒(ふんぬ)相になった気持ちで気合を入れ邪気を掻き出しますが、存在自体が癒しのMさんはまるで天使の様にお肌を擦っていて、受け手が眠ってしまう位でした。
「そんな優しい擦り方もあるもんだなぁ」と微笑ましく眺めておりましたが、しかしそれでも受け手の指は黒ずんで来るし、「あっ、ここからも粉が出てま~す」と反応は鮮やかなものでした。

途中から私も受け手になって、痛みに脂汗を流しながら「そこはこうやるんです!」「イテエ!!」と指導をしていました。
ちょっとしたヒーリングスティックの当て方一つで受け手の痛みは変わる(=つまり邪気の出方が変わる)もので、物理的な力を加えればよいというものではありません。
Nさんはその様なコツも少しは分かったのではないかと思います。
また、同時に邪気を取るとヒーリングスティックの重さが変わるという不思議も体験したと思います。
これなども物理的にはなかなか考えにくい現象で、興味は尽きません。

途中からスイッチが入ったのか思いのほか皆さん熱中し、1時間~1時間半位を予定していましたが、2時間半もかかってしまいました。
次回8月の研究会は13日(水)14時からです。
次回も長めに時間をとっておきましょう。

【2014年7月18日】