2018年にインドのシルディ・テンプル(寺)を詣でた際に、宿泊したホテルに上記の額が飾られていました。
そのホテルには、祭壇がありシルディ・サイババ像が手厚く祀られていました。

長く英語から離れているので上手く訳せませんが、できる範囲で訳してみました。
意訳したところも多いですが、大意はさほど外していないとは思います。
よろしければご覧ください。

「※」は私の注釈です。

 

 


賢者と聖人は主(神)の表われと言われます。
彼らは適切な時期に地上に現れて、神の化身としての仕事を完遂します。

シルディ・サイババの出生地は誰にもわかりません。
シルディ村に住む老婦人(ナナ・チョプダールの母)は、ニームの木の下に座し、深い瞑想に入っている少年を初めて見ました。
彼女は「彼は若く健康的かつ活動的で、とても美しい子だわ。」と村人に説明しました。
村人たちは「この少年は一体どこから来たのだろうか?」と口々に彼女に尋ねました。

シルディ・サイババは、ヒンズー教徒のラムナバミ祭(※ラーマ神の誕生日を称賛する春のヒンズー教の祭典)とイスラム教徒のチャンド祭りを祝しました。
そして、シルディ・サイババは、皆に次の様な一つのメッセージを送りました。

「ラーマ神(※ヒンズー教の神)とラヒム神(※イスラム教のアラーの別名)は一つだ、
それなのに、なぜあなた達は別れて互いに戦っているのか?
無知な人々よ、共にいるのだ。そして一つになるのだ。」
(※その当時、インドではヒンズー教とイスラム教の宗教間対立が激化していました。)

ある時、驚くべき出来事が起こりました。
ある 1人の信者にカンドーバ神が降臨し、ビジョンを与えたのです
人々は彼に「主よ、この子(※シルディ・サイババ)の幸運なる父親は誰なのですか?また彼はどこから来たのか教えてください。」と尋ねました。
すると、カンドーバ神はある場所を掘るように示唆しました。
その場所が完全に掘り下げられた時、そこにはドアがあり、4つの燈火が燃えていました。
そのドアは洞窟に通じていて、そこには牛の口をした建物と板と首飾りがありました。

カンドーバ神は、「その少年は12年間この場所で瞑想してきたのだ。」と述べました。

それから人々は少年(シルディ・サイババ)に質問し始めました。
しかし、彼は「これは私のグルジの聖地であり、それゆえに私のグルスタン(※第三の目≒エネルギースポット)である。」と言って話を避けたのでした。

ババがシルディ村にやって来たとき、彼の年齢はわずか16歳でした。
彼は3年間シルディにとどまり、その後姿を消しました。
しばらくして、彼はアウランガーバードの近くに現れ、Chand Patilの結婚式の行列と共にシルディ村を再訪しました。
その時、彼の年齢は20歳になっていました。

サイババの奇跡と驚異の出来事が続いたのは、この時以降のことです。

ある時、ババは袋一杯の小麦を挽き、それを4つ均等に分け、街中にバラまきました。
その後、地区全体にコレラが蔓延し窮地に陥った時でも、シルディ村だけがこの感染の影響を受けませんでした。
その後、人々はババが小麦を撒いたミラクルのお陰であるということに気付いたのでした。

サイババの最も話題になった奇跡は次の様なものです。
石油売りが彼に燈火を燃やすためのオイルを与えることを拒否した時の事、彼は水で燈火を燃やしたので、人々は卒倒する程驚きました。
このような奇跡的なエピソードと言えば、チャンドゥパティルの馬の遺失物に関するものもあります。
そのような多くの驚異や教えによって、サイババへの崇拝は高まっていきました。
また、彼はハーブについての深い知識を持っていて、患者の治療に広く活用しました。

シルディ村に来た後、シルディ・サイババはモスク(※イスラム寺院)に泊まっていました。
デビダスという聖人はシルディ村に非常に長い間滞在していました。
ババは彼がとても好きでした。
時々、ババはハヌマーン寺院にも彼と一緒にいたことがあります。

シルディ村の住人たちの玄関で、最高位の僧衣に身を包んだババは、
「おお、お母さん、ロティ(※無発酵のパン)をひとかけら恵んでおくれ。」と声を上げ、それを得るために懇願をしていました。
(※ババは婦人に対して「お母さん」と呼んでいた)
カレー、牛乳、バターミルクなどの液体は容器に入れ、米やロティなどの他の乾物は袋に入れていたものでした。
ババの舌は味覚を超越していたので、古く腐ったものでも味を感じませんでした。

シルディ・サイババはすべてのヨガの行に通暁(つうぎょう)していたのでした。
彼はヒンズー教徒であると言われれば、彼の見た目はイスラム教徒の様でもありました。

彼は1918年10月15日に、地上の肉体に別れを告げ、ニルヴァーナ(涅槃〔ねはん〕)に達しました。
シルディ村の住人、花、葉、砂利、石・・・それらはシルディ・サイババの祝福を受けたものです。

シルディ・サイババの故郷、シルディテンプルへようこそ!

 

 

➡ シルディ・サイババ