濁世で迷い苦しむ人々の魂を救済する珠玉の言葉です。
何度も何度も読み返し、心の拠り所にする価値のあるフレーズです。
目次
神とは?
1. 神は存在する、そして神より高いものはない。
2. 神は完璧、無限、永遠だ。神は遍在し、全知全能だ。
3. 神は創造主、維持者、破壊者だ。
4. 一枚の草の葉ですら神の意志がなければ動かない。
5. 神は遍在する。
6. 神の名は永遠だ。
7. この宇宙はすべてリーラ(奇跡)、神の遊びだ。
8. 神は支配者であり主人だ。そのほかの真実はない。
9. 神のやり方はたぐいまれ、はかり知れず、神秘的だ。
10. 神がどのようにして護ってくださり、保ってくださるのか、それは神だけがご存じだ。
11. 神は貧しい人たちの守護者だ。
12. 神はとても慈愛に満ちている。
13. 神はあなたの真情の家に住まわれる、爪と指の距離よりももっと近くに。
14. 私は至るところ、すべての場所にいる。
15. 全世界は「私」とともにある。
16. 私はどこへでも、どんなところにも行く。
17. 私は宇宙に満ちている。私は目に見えるものと見えないものの両方だ。
18. 私は生まれない、永遠なる、不滅の者だ。
19. 私は肉体でも五感でもない。私は永遠のサクシ(観照者)だ。
信仰心、行動、修行
- 神の意志にみずから進んで全面的に明け渡しなさい。
- 神を信頼し、正しいことを行いなさい。
- 内なる光(光明を受けた意識)があなたのすべての行動を導いてくれる。
- おのれの務めを忠実に果たし、自分を行為者と見るのではなく、一歩引きさがって、「私は神の手のなかの道具にすぎない」と見なさい。
- 行為が結ぶ果実を神にゆだねれば、行為があなたを害することも縛ることもない。
- 愛と慈しみを神がつくりだしたすべてのものへと向けなさい。
- 怠けていないで、なにか有益なことを行いなさい。
- 聖典を読みなさい。
- 食べ物や娯楽は控えめにしなさい。
- 神は在ると知りなさい。神はないと信じないことだ。
- 揺るがぬ信仰と忍耐がなければ、神に会うことはできない。この両方をもつ人はかならずや神を見いだす。
- 自分の運命に満足しなさい。
- 光は闇を追い払う。
- 良いことをすれば、神に祝福される。悪いことをすれば、神を失望させる。
- 善を行えば、神はあなたを祝福する。
- よく耳を傾けて、口を閉じていなさい。神の恵みを受ける人は無口だ。恵みを受けない人はおしゃべりだ。
- 神の恵みを受けるには功徳を積まねばならない。
- 財産が思慮深く使われれば、利益がもたらされる。
- 健康的な食べ物は健康をもたらす。慎み深い人は楽しみに溺れる人よりもよい。
- 他人の裕福さをねたんではいけない。
- 私たちは感覚的な快楽のためだけに生まれてきたのだろうか?心はずる賢いので、私たちを誘惑して罠にかける。安らぎを得たければ、それを抑えなさい。
- どうして息子を亡くしたことを嘆くのか?だれもがいつかは死ななければならない。この必滅の世界では、死は避けがたいものだ。
- 光明を得た人は、そのことを吹聴したりしない。
- あなたは運命の定めから逃れられない。それに直面し、不平を言うか、微笑むか。選べるのはそれしかない。
- 土からできたものは土へと帰り、魂は飛び去る。
- 偉そうなことを言う前に実行しなさい。
- 人間や鳥や獣を互いと結びつけるのはリナーヌバンダ(前世の絆)だ。だから、どんなものでも、いちばん弱いものでも追い払ってはいけない。
- あなたのところへやってくる者は、だれでも手厚くもてなしなさい。渇いた者には水を、空腹の者にはパンを、裸の者には衣服を、家のない者には雨風をしのぐところを与えれば、神はあなたを祝福するだろう。
- あなたが私に差し出すものは何倍にもなって返ってくる。種をまかねば刈り入れることはできない。
- 私の霊魂は不滅であると知りなさい。それを自分自身で知りなさい。
- 私には一頭立ての馬車(生命の呼吸、プラーナ)しかない、それが10人から12人の人たち(器官)を運ぶ。
- 私をあなたの思考ともくろみの唯一の目標とすれば、あなたはパラマートマーン(大我)を得る。
- サドグル(真のグル)をどこまでも信じよ。これが唯一のサーダナ(修行)だ。サドグルは神々のすべてだ。
人間関係
- 論争をしてはいけない。(他人)の言葉があなたを害することはない。
- 他人には辛抱強く接しなさい。
- 喜んで自分の運命を受け容れて、自分と他人を比較しないことだ。
- 他人を悪く言ってはいけない。
- だれにも自分の行為への責任があるのだから、それにいちいち口出しをするべきではない。
- 論争に明け暮れてはいけない。10の言葉を言われても、やむをえないときにだけ、ひとつの言葉を返せばいい。
- 他人を誉めもせず貶しもしないことだ。
- あなたが他人の感情を傷つけたら、私が苦しむ。
- あなたが他人と言い争ったら、私が不愉快になる。
- 神の帰依者に害をなす者は、その報いを受けるだろう。
- 家族にも当然、いろいろな人がいる。しかし、口喧嘩はいけない。
- 心根が善良な人は、善良な行いをする。
- 良いことをすれば、良いことがついてくる。
- 美徳には多くの見返りがある。邪悪な人は苦しむ。
シルディ・サイババの恩寵(おんちょう)
- 子どもたちが何千キロも離れていようとも、私は彼らを呼び寄せる。彼らがやってくると、私はうれしくなる。私は彼らといっしょにいることが楽しく、それが生きがいだ。私は子どもたちを昼も夜も世話をしないといけない。それは神から私に与えられた責任だ。
- ウディ(聖灰)は帰依者にとても有益なものだ。大事にしまっておきなさい。
- 信仰を固く守り熱心に帰依する人には、その人がどこにいようと、つねに私の祝福がついてくるだろう。私はこの時代も次の世代も、この人生でも次の人生でも、私に親しい人たちの世話をする。
- すべては私の目から見れば平等だ。
- どんな人でも、善人も悪人も、私のドゥルバール(会堂)に来なさい。私はだれでも等しく面倒を見なければならない。
- 私はすべてのものを慈しむ。
- 私がいなくなっても、私の言葉を覚えておきなさい。私の墓所(サマーディ)の遺骨は、あなた方に安心をもたらすだろう。それはあなたと意志を通じあうだろう。それに明け渡す人に応えるだろう。
- あの人は死んだ、もういないと考えてはいけない。あなたは私が墓所(サマーディ)から語りかけるのを聞くだろう。私はあなたを導くだろう。
- 人間は身勝手なものだと知れ。そのほうが好都合なら仲間でも捨てる。だから、あなたをけっして見捨てないものにしがみつきなさい。(サドグル、すなわち大師以外にそのような仲間はいない。この世を愛するのはいいが、大師(サドグル)を仲間にしなさい。なぜなら、彼が仲間になれば、あなたはもっと幸福になるからだ。)
- 自分を大師(サドグル)の手にゆだねたその日から、あなたに心配はなくなる。
- 私は、私を頼りにする人を見放さない。
- 師(グル)を形式的にではなく、全身全霊を込めて受け容れないといけない。
- 他人の欲望をほんとうに満足させられる人がいるだろうか?与えれば与えるほど、欲望はふくれあがっていく。永遠に続くものを与えられるのは、支配者にして主人だけだ。
- どんなに気前のよい人にも与えられないものを、全能なる神はお持ちだ。神はご自分が差し出す宝物を帰依者が受け取ってくれるのを心配そうに待っておられるのに、人びとは私のところへやってきて世間的なものをほしがる。私がそのことを彼らにわからせようとしても、だれひとり私の言うことに注意を払わないし、耳を貸そうともしない。金庫は財宝であふれているのに、だれもそのお宝を取ろうとはしない。私は人びとの「富がほしい、妻がほしい、子どもがほしい」という要求にうんざりしている。だれひとり私がもっている宝物をほしがらない。私はもうしばらく待っているが、いつの日か静かに立ち去るだろう。
- 私のまなざしは、私を愛する者にいつも注がれている。
- なにをするときも、どこにいるときも、心に留め置きなさい、私はあなたがするあらゆることにいつも気がついている。
- 私について瞑想し、私の名前をくり返し唱え、私の行いについて歌うなら、その人はつくりかえられ、カルマは打ち砕かれる。私はつねにその人のそばにいる。
- どんな信仰をもった人でも、私に礼拝すれば、それに見合ったように、私はその人に報いるだろう。
- ひたすら私のことを考えて、私を唯一の避難所とすれば、私は彼の債務者となり、彼を救うために自分の命を差し出す。
- 私は帰依者たちの奴隷だ。私はひたむきさを愛する。自分の愛情を世間から引き上げて、私を愛する人は、私をほんとうに愛している。その人は海に流れ込む川のように「私」と混じりあう。
- 私を仰ぎ見るなら、私はあなたを見守る。私は約束を裏切らず、あなたの重荷をつねに軽くする。
- 私の名前をくり返し唱えなさい。私を避難所としなさい。
- 肉と血のなかにいなくなっても、私は帰依者たちをいつも護るだろう。私のことを考えるとき、私はあなたとともにいる。
- 私はダクシナー(喜捨)をくれた人の重荷を背負わねばならないのだ。
※ガジャーナン・ナルヴェーカルは高熱を出しました。彼は息子に、当時としてはけっして少額ではなかった500ルピーをもたせて、シルディへやりました。ダグシナーが払われるやいなや、サイババはがたがたと震えだし、高熱を出しました。隣に坐っていた帰依者はみるからにうろたえて、どうしたのですかと尋ねました。その時にババが言った言葉
【参考文献】
シルディのサイババ(ナチュラルスピリット)