2024年2月ご神木プージャのご報告 ~お金の哲学~

2024年2月24日ご神木プージャの炎

2024年2月24日ご神木プージャの炎

2月24日(土)22時~約40分間恒例のご神木プージャ(護摩祈禱)を執り行いました。
今回も皆さまの願意が叶うようご祈願させていただきました。

いつもご参加いただいている方、初めてご参加いただいた方、ありがとうございます。
仙人師匠共々厚くお礼申し上げます。

目次

私の金銭感覚

今回は「お金の哲学」をテーマにお話します。
この話は書き始めるのに時間がかかりました。
なぜなら私は大富豪ではなく、年収も低く、つつましい生活をしている一庶民に過ぎないからです。
そのような人がお金の話をしても、何の説得力がありません。

お金を稼ぐことに人生をフォーカスすれば、私もそれなりにやれるとは思います。
しかし、今の仕事は気功治療家という職人の仕事であって、商人ではありません。
職人と商人は人生のベクトルが全然違います。
売上を伸ばして店の規模を広げ全国展開!ということを目指しているのではなく、お客様の病気がいかに早く治るかという技術を深掘りすることを目指しているからです。
一生涯この浦和の店舗だけであっても、他所で良くならないお客様が健康に快復してくれたらそれで人生満足なのです。

ですから、私はお金に頓着せずこれまで生きてきました。
一生懸命お客様に向き合って仕事をしていれば、お金に困ることはないだろう。
そのような気持ちでこれまで過ごしてきたのです。
だから、これまでお金のことを考えることをほとんど放棄していたのです。

シルディ・サイババ
シルディ・サイババ

つつましく生活していれば、不足することなく生きてこられたのはババ(シルディ・サイババ)のお陰でしょう。

なぜなら、シルディ・サイババが生前に信者にした約束、

私の信者の家の中では何一つ不足はない、そして何も求められない

というものがあるからです。

私が育った家庭は中流より下の家庭で、いつも親が「お金がない、お金がない」と言う環境で育ってきました。

小学生の頃から、男の子は靴を自慢するようになります。

「オレはNIKEだ!」

「オレはadidasだぞ!」

というように。

下駄箱を見れば、見事にNIKE、adidas、アシックス、MIZUNO、PUMAなどの有名メーカーの靴が並んでいましたが、私は子供の頃にそのようないい靴を履いたことがありません。
社会人になって初めてそのような有名ブランドの靴を履きました。
初めて履いた時は、うれしさが溢れ、高揚感と共に「なんて履きやすいんだ!」と思ったものです。

中学では軟式テニス部だったのですが、新品のテニスラケットは買ってもらえませんでした。
誰が使ったかわからないボロボロのお下がりのラケットを使っていました。

子供心に「大人になって貧乏はイヤだ!」「お金持ちになりたい!」と思ったものです。
子供が考えるお金持ちになる方法は、いい大学に行って、いい会社に入ることです。

「絶対に有名大学に入らなければ、オレの人生は負けだ」

そう考えて、偏差値50の平々凡々の高校で学年430人中400番以降の学力しかありませんでしたが、「成り上がらなければ!」とそこから勉強を開始しました。
それこそ生きるか死ぬかという気迫で必死に受験勉強に取り組んだものです。
今の時代の子供達と比べると、だいぶハングリーだったと思います。

そのような生活環境で育ったため、今でも倹約の精神は身についています。
自分自身のために贅沢をすることはほとんどありません。
物を大事にする習慣が身についています。
今でもiPhone7を使っていますし、クルマは11年落ちの中古車に乗っています。

中古車は、売るときにあまり値が下がらない車種を調べて購入しました。
クルマは新車を買えば買った瞬間に大幅に値落ちし、数年乗れば価値が激減します。
クルマの購入では、購入価格が高いか安いかで判断しがちですが、リセールバリューが重要なポイントです。
売った時に、購入時より価格がそれ程下がっていなければ、それはコスパの良いクルマということになります。
5年乗って売った時に、購入時から50万円落ちで売れたら、単年で10万円ですからそれはコスパの良いクルマです。
200万円で軽自動車を買っても、5年後に売るときに150万円価値が落ちて50万円になっていたら、単年で30万円。それは高いコストのクルマということになります。

私はよく湯治に行きますが、だいたい1泊2食で1万円くらいです。
1泊朝食付きで5〜7千円くらいの宿にもよく泊まります。
15,000円の宿になると、「わ~、贅沢しちゃったなぁ」と申し訳なくなります。

誰に申し訳なく思うのか?それは自分自身とお客様です。
お客様が身体の具合が悪く、何とか捻出して出した治療費を受け取って生活していますので、それで贅沢をする気持ちにはなれません。

事業をしているため、使うべきところには思い切りよく使うことはありますが、私生活は割と質素だと思います。

そのような一庶民が説く「お金の哲学」なので、どこまで参考になるかわかりませんが、真理を踏まえてお伝えしますので、役に立ちそうなところはぜひ採り入れてみてください。

私がお金を語る理由

なぜ、今回「お金の哲学」なのか?
それは仙人師匠の動向に関係があります。

仙人師匠は昨年10月頃から体調を崩していましたが、ここに来てようやく快復してきました。
ご自身で「コロナの後遺症だろう」と診断されていました。
体調を崩した時に病院にかかっていないので、コロナかどうかもわからないのですが、病状からコロナではないかとご自身で診断されたのです。
あまりに悪かったので、「このまま死んでしまう」と何度も思ったそうです。
それくらい弱っていました。

仙人師匠は昨年9月から株のデイトレードを開始しました。
デイトレードとは、株の超短期取引のことです。
デイトレードといえば、パソコンのディスプレイをデスクの前に何台も並べて、食い入るように取引に専念しているトレーダーのイメージが思い浮かびます。

体調が悪化していた時は思考力が低下していたため、デイトレードをお休みしていましたが、最近再開しました。

デイトレードはファンダメンタル(国の経済状況や企業の財務状況などのデータをもとに、企業の将来の株価・為替の値動きを予測する分析手法)を考慮せずに、チャートの値動きだけで売りと買いを瞬時にトレードします。
株の世界ではデイトレードは投資ではなく博打やギャンブルとして色眼鏡で見られています。

時々このデイトレードで成功して何十億円もの財産を築いた若者が注目されます。
しかし、ほとんどの人は生き馬の目を抜く機関投資家相手に惨敗し、すっからかんになってあえなく市場から退場する憂き目にあいます。

資産運用として株取引が怖いという印象を持たれているのは、このデイトレードのギャンブル的投機のためです。

そんな丁半博打の世界に仙人師匠が足を踏み入れたのは意外に思われるでしょう。
中には、仙人師匠が守銭奴に堕ちたと見る人もいるかもしれません。

しかし、これには理由があります。
それは、仙人師匠が自身の死後も100年以上残る堅牢なお社を建築するためです。
その建物には、シルディ・サイババなどの諸仏をお祀りし、人々が気軽に詣でることができるようにします。
そのための建築費用が数千万円必要なので、株式投資を始めた訳です。

今、九州の師匠の修行場には、シルディ・サイババをはじめとする諸仏が祀られています。
その建屋は仙人師匠が20年くらい前に大工さん達と協業で建築した木造の家屋です。
手作り感満載の趣のある建築物なのですが、反面経年劣化による傷みや不具合が目立ってきています。
それらは仙人師匠や兄弟子がDIY(日曜大工)で都度修理をしています。
ハンドメイドの建物にも関わらず、熊本地震でも壊れずに持ち堪えました。
しかし、あとどれくらいもつのかわかりません。
老朽化が進んでいますので、それほど長期に持つとは考えにくいです。

仙人師匠は3年で必要資金を貯めると言っていました。
仙人師匠は頭が良い上に、諸事に器用なので、多分目標を達成するのではないかと思います。

仙人師匠は株取引で最も重要なのは、テクニックではなく、心であると強く説いています。
株の値動きが自分の思惑と反対に振れた場合、ほとんどの人は恐怖で狼狽してパニックになります。
そこで動揺せずに冷静に判断できるだけの心を養うのが成功の鍵だというのです。

まだ始まったばかりですが、師匠は自分が株式投資で成功するまでの道程を公開しますので、楽しみに経過を追っていきたいと思います。
シルディ・サイババをお祀りするお社を建てる訳ですから、神の応援もあるはずです。
おそらく大丈夫でしょう。

私も関東に修行場を作るといいながら、資金不足に悩んでいます。
私は修行場を作るだけの財産がありません。
だからお布施を募るだけではなく、自宅を売却しその売却資金を購入費に充てようと考えていました。
自宅を売却するためには、成人している息子達が家を出て自立する必要があります。
それなのに、大学生の息子は見事に留年を決めてきたため、家を売るのが先に伸びてしまいました。

何事も神にお任せという思想で生きていますので、それはそれで仕方がありません。
他で資金を調達するか、必要な時期をじっと待つのが正しい判断でしょう。

私も昨年暮れから少しずつお金のことを考えるようになりました。
師弟の繋がり(グルパランパラ)の影響か、私は師匠と同じことを考えることが増えています。
共時性というのでしょうか、師匠が思うことや感情、身の周りに起こることなどを共有していることが多いように感じます。

私は先述したように長くお金のことに無頓着に過ごしてきました。
いつも気功治療の技術を上げることやお客様のことばかり考えて、お金のことなど考えず20年近く過ごしてきました。

それには2つの理由があります。

1つには、ある道を究めよう、その分野で一流の人になろうとするには、それを飽くなき探求する姿勢が求められるからです。
芸道、職人的技術の道、スポーツの道、将棋や囲碁などの道・・・などいろいろとありますが、その道の高みを志向するには、いつ何時もそれだけを「ああでもないこうでもない」「どうしたらよいのだろうか」と思索探求することが必要です。

脳にはパソコンで言うメモリーのような思考する場があります。
人それぞれに与えられた考えるための容量というものがあるのです。
だから、仕事だけではなく、趣味や享楽のことを同時並行的にやっていこうとすると、それに容量を食われ、どうしても考えなければならない仕事の割合が減っていくことになります。

道を究めようとする者は趣味を持つなどもってのほかという意見もあります。
私もそれは同感なので、気功治療家になってからは無趣味でやってきました。
だから、お金のことを考える余裕が全然なかったのです。

2024年の2月に入って料金改定をし、お客様の数が減って時間的にも精神的にも余裕が出たため、初めてお金や趣味のことを考えるスペースが脳内にできました。

もう1つの理由は、私が仕事以外のことを考えると不思議と客数が減るという現象があるからです。
実は私もデイトレードの経験があります。
開業して半年間、ほとんどお客様が来なかったのです。
暇で暇で仕方ないし、それにも関わらず家には妻と幼子がいましたので、お金を稼いで持って帰る必要があります。

「お客様は来ないしどうしよう?」

と悩んだときに、それなら居ながらにして稼ぐことができるデイトレードをしようと思い立ったのです。
しばらくやりましたが、私には向かないのか、儲かった覚えがありません。

ところが、デイトレードのことを研究しようとすればする程、益々客足が遠ざかっていったのです。
反対に、ホームページやお客様の役に立つ営業ツールなどを作ったり、お客様のためになる勉強をしていたりすると、不思議と予約が舞い込んで来ました。

それはわかりやすく顕著な現象だったので、

「神から仕事以外のことに目を向けていてはいけないと言われているのだな」

と悟るようになり、結果的にデイトレードを止めることにしました。

今でもそうです。
お客様のことを考えれば考える程、不思議と客数が増えます。

このような2つの理由から、20年近く仕事のことばかりを考え、それ以外のことは敢えて考えてきませんでした。
だから、お金のことも投資のことも気にしたこともなかったのです。

修行場を作るにはまとまったお金が必要です。
本業に専念しても、なかなか数千万円のお金は貯金できません。
この業態はそれ程儲かる仕組みではないからです。

だからといって他の仕事をやるつもりもありません。
私は、自分の人間を磨き、人々に応援してもらえるだけの人格を作らなければならないと思うようになりました。
こちらから「お願いですからお金を支援してください」と頭を下げて懇願するのではなく、「お金を是非使ってください」と要望されるだけの人物にならなければならないと考えたのです。

まだまだ未熟なところはありますが、本業を通じて人間を深めていきたいと今も考えていますので応援の程宜しくお願い致します。

人間本来無一物

仙人師匠から教わったお金の真理について解説しましょう。
最も心に響いた言葉は次のようなものです。

「お金持ちになったとしても、それは神が回してくれたもので、それを如何に有効に使うかという管理責任が生じる」

人は仮に自分が事業や投資などで成功して大金持ちになったとしたら、自分の努力と才能のためにお金持ちになれたのだと鼻高々に誇らしく思うことでしょう。
そして、お金を自分の所有物と考えて、好き勝手使うか、いかに無くさないようにするか必死になって守るに違いありません。

しかし、師匠が説くお金の真理はそうではありません。
そのお金はたまたま神がその人に回してくれただけなのです。
そのお金を自分の所有物と考えてはいけないのです。
土地が手に入ったとしても、その土地も自分の物と考えてはいけません。
あくまで自分はそのお金や土地の管理人という立場で、大事に有効活用しなければならないのです。
別の言い方をすれば、どう使うか神に試されているという表現もできます。

「自分の商才や投資の才能でお金を稼いだのだ。それを自分の好き勝手に贅沢して何が悪いのか?」

と考える向きもあるでしょう。

しかし、その商才などの才能ですら、神がその人に与えたものなのです。
才能も自分自身のものと考えてはいけません。
努力ができる才能、それすらも神が与えてくれたものなので、有効にありがたく使っていかなければならないのです。

お金も自分のものではない、才能ですら自分のものではない、とすると一体何が自分のものなのでしょうか?

実は何一つ自分のものはないのです。
それを禅の世界では、本来無一物と言います。
元々自分のものなど何一つないという思想です。
だから修行僧は究極のミニマリストであり、物もお金も持たない質素な修行生活を送っています。

本当の意味で自分の所有物ではないお金を「私の物だ!」と自分本位な贅沢に使えば、それはあっという間に消えてなくなってしまうでしょう。

神から預かった財産を、自分の所有物と自認し、肉体的な感覚を満足させるために贅沢三昧をすれば、それはカルマになって、来世は貧しい境遇に落とされます。

人生を今世だけのものと考えたら、今できるだけの贅沢を味わえばよいのです。
しかし、人の生は過去世から来世まで永く肉体を乗り換えて続いていくもので、今世の生き方が来世に反映されるため、贅沢三昧をする訳にはいきません。

私たちは、大金持ちを見た時に「すごい人だ」「羨ましいなぁ」と垂涎(すいぜん)の眼差しで見ます。
私はそのような風潮に違和感をいつも覚えます。
私は「大金持ちはお金の管理人たるべし」と考えているので、フェラーリに乗ったり、競走馬を買ったり、自分の贅沢のために使っている人を見ると、「貧しい人だなぁ」と逆に思います。

フェラーリなどの高級車に乗っている人も正直全然羨ましくありません。
買えないから負け惜しみではありません。
そのようなクルマを買ったとしても日本の道路ではその性能も存分に発揮できないのに、なぜそれを欲しがるのか疑問でなりません。
子供が欲しがっているおもちゃで遊んでいるのと同じように思います。

「まだそのようなおもちゃがほしいのか」
「そのような贅沢品が欲しいとは餓鬼みたいに貧しい人だ」

といつも思えてしまいます。
餓鬼とは、いつもお腹を空かしていて「もっと、もっと」と飽くことなく飯にありつこうとする下腹が膨らんだ醜い人間のことを言います。
餓鬼は常に飢えと乾きに苦しみ、決して満たされることがありません。

餓鬼
餓鬼

贅沢品にお金を使って満足をしている精神性は決して高いものではありません。
高級車を乗り回したり、高級ブランドに身を包んできらびやかにしていたりする人は、そのような物で満たさなければならないだけの貧しい精神性を表現しているので、私は逆に恥ずかしいと思いますし、決して自分はそうなりたくはありません。
百貨店に入っているような高級ブランドを身につけたら、却って自分の価値が落ちると思います。
人はどう思うかわかりませんが、私は自分自身をそのようなブランド以上だと思っているので、ある意味自己肯定感が高いのでしょう。

そのような人たちと違って、大金持ちにも関わらず質素な生活を送っている人を見ると、高貴な精神性を感じ頭が下がる思いがします。

大谷翔平さんがドジャースに移籍した契約金は、北米4大プロスポーツリーグ史上最高額で、10年総額7億ドル(約1015億円)です。
それは日本球界総年俸の3倍超であり、もはや個人というよりも大企業の時価総額と同じくらいの価値にまでなっています。
しかし、その割に質素な生活を送っているのはよく知られているところです。
大谷翔平さんはお金を使うことに興味がないという風情です。
職人気質で、野球でいかに優れたパフォーマンスをするかということ以外に意識が向かないのでしょう。
それを裏付けるかのように、自身のことを「無趣味」と言っています。

ウォーレン・バフェット
ウォーレン・バフェット

世界の代表的な投資家のウォーレン・バフェット氏は「投資の神様」との異名を取る世界的な人物で総資産が9兆円もありますが、極めて質素な生活を送っています。
いまだに1958年に購入した3万1500ドルの家に住んでいます。

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日本では土光敏夫さんの質素な暮らしぶりは有名です。
土光さんは石川島播磨重工業 社長、東芝 社長・会長を歴任し、経団連第4代会長に就任した昭和の人物ですが、「めざしの土光さん」と呼ばれていました。
土光さんは有り余る財産があるにも関わらず、朝食はめざしに菜っ葉と味噌汁、玄米という質素なものだったため、そのあだ名が付きました。
その他、通勤はバスと国鉄、床屋は行ったことがない、帽子はつぎはぎだらけ、自宅には冷暖房もないという生活。
会長という重職にもかかわらず出張はできるだけ日帰りにして、どうしても宿泊しなければならない時は普通のシングルルームに泊まる。
土光さんの生活は庶民と変わらないか、それ以下の倹約ぶりを生涯貫きました。
その分、貯まった財産は寄付に使われていたのです。

徳川家康もしかり。
その時代における徳川家康の財力は世界でもトップクラスでしたが、自分の靴下が破れると、使い捨てにするのではなく、縫って補修し長く使っていました。
自分自身が倹約し、物を大事に使う姿勢を示すことで、部下や庶民にそのような習慣を身につけてほしいという思いがあったのでしょう。

インドの大聖者、シルディ・サイババは、日々たくさんの信者がインド中から訪れ、多額のお布施が集まっていましたが、それはその日に別の貧しい人に速やかに施され、自身は一切の蓄財をすることなく生涯乞食を貫きました。
贅沢をしようとすればいくらでもできたはずのシルディ・サイババですが、所有物はレンガ1つだけでした。

私はそのような人物を知るにつれ、精神の偉大さを感じずにはいられません。
本物の大富豪は、見た目で見分けがつかないと言われます。
外食も滅多にしない、服はユニクロ、クルマは中古車という並の暮らしが多いようです。
若い女性を囲うような女遊びもしませんし、奥様をとても大事にしています。

にわか成金は高級外車や女やヨットやドンペリなどに蕩尽(とうじん)し、一見キラキラと輝いていて凄そうに見えますが、そのような生活は永くは続かないものです。
私はそこには何ら精神性を感じず、「偉大な人だなぁ」と頭が下がる思いは全くしませんし、羨ましいとも思いません。
人の真価は稼ぎ方に表れるのではなく、お金の使い方に表れるのです。

お金に執着せず、活かして使うことを知っている人のところにお金は集まります。
お金は物質的には紙や金属ですが、本質的にはエネルギーです。
気持ちのいい稼ぎ方、気持ちのいい使い方をする人のところがお金は好きなのです。
そのような人のところに居るお金は嬉しくてニコニコしています。
いぎたない人のところに流れ着いたお金は、居心地が悪いので「早くここから出たいよー」とそこから出たがります。
お金には意思があるのです。

だから、お金に好かれる人物になるというのがまずは先決です。
人格ができてない人のところにも一時的にお金は流れてきますが、すぐに流れ去ってしまい戻ってきません。
お金に好かれると、お金は「おーい、この人のところは気持ちいいよ!みんなもおいでよ!」と仲間を呼んでくれます。

そのような心根が良く一見普通の人のところにお金はたくさん存在しているというのが、お金の真理なのです。

皆様もこうしてご神木プージャにお布施をされています。
その意味ではお金に好かれる資質を充分持っていることは間違いありません。
お布施は功徳となり、エネルギーで天の貯金となるものです。
いつかご自身や子孫が何倍にもなって受け取ることになるでしょう。

シルディ・サイババは7倍になると言っています。
今世でも皆様が経済的に不安なく、物質的にも精神的にも豊かな人生を送れることを、心より祈念しております。

2024年3月サットサンガ(真理の集い)について

• 対面講座

3月30日(土)15時~17時 
参加費4,000円

説法テーマ 「気を高める、天下無双の○○○○療法!」

気を高めるだけではなく、健康増進に著しい効果を発揮する○○○○療法について発表します。
一生涯健康ではつらつと生きていけること請け合いです。
参加者はスカートではなく、パンツのスタイルで起こしください。
ジーンズのような固い生地ではなく、ゆったりした服装がよいです。
瞑想もご一緒にやりましょう。

• Zoom講座

3月11日(月)20時~21時 
参加費1,000円

説法テーマ 「食の安全」

たくさんの方のご参加をお待ちしています。
お申し込みはこちらからどうぞ

→ サットサンガ

ギフトと次回のプージャのご案内

虎皮とご神木
虎皮とご神木

ご神木プージャでは、数ヶ月前から1万円以上のドネーション(お布施)の方には、ご神木に虎皮を巻いて特別プージャをしています

虎皮でパワーを増強しているため、一層強力なエネルギーが届くのではないかと思います。

師の師匠のインドのスワミもかつて特別プージャとして、タイガースキンプージャというスペシャルなプージャをしていました。

それは虎の皮を使ったプージャで、参加費は50万円だったそうです。

インドでも虎皮は手に入りませんから、その値段も(うなず)けるところです。

しかし、師の庵では毎月それをやっていますから、いかに貴重であるか想像に難くありません。

今回ご神木プージャにご参加くださった方々にはプリースト(司祭)の師匠からギフトを預かっています。

ドネーション(お布施)が1万円以上の方と、そうではない方と、ギフトが違います。

お手元に届くギフトを大切にご愛用いただければ幸いです。

________________________________________

最近は、Twitterで正確な開始時間を告知しているため、その時間に合わせて瞑想やお祈りをされている人が増えてきている様です。

また、今回はX(Twitter)でお知らせしたシルディ・サイババのマントラ、「オーム サーイ スリー サーイ ジェアジェアサーイ」でプージャをしました。
22時からの開始に合わせて、ダッタトレーヤー神のマントラで一緒にお祈りをしてくださった方も多かったことでしょう。
もちろん、シヴァのマントラ(オーム・ナ・マ・シヴァ・ヤ)でも問題ありません。

➡ 水野博友Twitter

そして、気に敏感な方は「凄いエネルギーが来ている!」「プージャが終わった頃、身体が軽くなる!」と嬉しいご感想をメールで寄せてくれる人も少なくありません。

プージャのエネルギーを感じることができたら、プージャに参加している実感がより高まるから喜ばしいことではありますが、感じる感じないは気(エネルギー)への感度の個人差があるため気にする必要はありません。

肝心なのは、プージャに参加し共に神仏にご祈願することで、お悩みの問題となっているカルマ(業/因縁/メグリ)のエネルギーが浄化され、願意到達に着実に近づいているということです。

 さて、次回のご神木プージャは、

3月23日(土)の夜(22時頃)

に開催します。

 (ご神木の締め切りは、3月19日 火曜日です。)

※締め切りを過ぎて到着したご神木は次月に回させていただきます。こちらから特に連絡は差し上げませんので、ゆとりをもってお届け願います。

自分の願いの成就を後押ししてほしい方は、下記のページ中にある。「ご神木プージャお申込みフォーム」に必要事項を入力し送信してください。

ご神木プージャは1本3000円以上のご喜捨(お布施)で承っています。

➡ 「邪気祓い開運堂」 「願いを叶えるファイヤープージャ」

たくさんの方のご参加をお待ちしております。

2024年2月24日ご神木プージャの炎

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