2020年10月4日ご神木プージャの炎
こんにちは。
10月3日(土)22時~約40分間恒例のご神木プージャを執り行いました。
今回もたくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。
師匠共々厚くお礼申し上げます。
新型コロナウイルスが冷めやらぬ中、世間ではインフルエンザの予防接種が始まりました。
クリニックは既にインフルエンザの予防接種を希望する人で混雑している様です。
私には死亡者数の観点から新型コロナウイルスよりインフルエンザの方が脅威に感じられます。
新型コロナウイルスは必要以上に世間が怖がり過ぎです。
それを舐めている訳ではありませんが、予防効果がほぼ皆無のマスクを熱い最中もしなければならない同調圧力には閉口します。
インフルエンザも元々は風邪と言われていました。
風邪を引けば高熱が出て、身体の節々は痛みだるくなり、咳や痰、胃痛や下痢などの諸症状が現れ、起きているのも辛くなります。
その最中は辛い辛い症状でありますが、実はありがたい身体の反応です。
高熱になれば、原因のウイルスが免疫細胞により駆除されるだけではなく、身体の諸々の老廃物も浄化されます。
身体の節々が痛くなるのは、詰まっていた滞りが通じていくための痛みです。
鼻水や痰、下痢などは身体の中の不浄な物質を体外に排出するための働きです。
これらの症状を通して人間は浄化され、治った時には感染前よりも元気になります。
「なんとかブロック!!」とかCMでやるような西洋薬を中途半端に使ってしまうと症状を抑えてしまいますから、浄化も中途半端になります。
ウイルスが残ってしまえばぶり返したり、長期化したりします。
また、「長年風邪を引いたことがない」と健康自慢の人が突然大病し亡くなってしまうというのは、定期的に風邪に罹患し浄化のプロセスを経てこなかったからと考えることができます。
かつて整体の創始者であり、その天才的な技術で一世を風靡した野口晴哉(のぐちはるちか)は著書「風邪の効用」の中で
「風邪は、その人自身が自分の身体を治癒するために存在する」
と主張しました。
言い換えると、人間は無意識で身体の調律のために風邪を能動的に活用しているということなのです。
それと同じ考えを唱えていた科学者がいます。
イギリスのフレッド・ホイル博士(1915~2001)でフレッド・ホイルはパンスペルミア仮説(胚種広布説)を唱えたことで有名です。
フレッド・ホイル博士は高名な科学者でありながら、科学の2大理論である、ビックバン仮説と進化論を否定していました。
ウイルスについても常識と異なる考え方を採り、
「ウイルスが大きな生物を騙して個体に侵入するのではなく、生物が自らの利益のために(進化するために)進んでウイルスを招き入れている。」
という説を唱えました。
少し専門的になりますが、詳しくここは解説します。
ウイルスは細菌と異なり、自身で増殖することはできません。
宿主の細胞に侵入しなければなりません。
宿主細胞に寄生し、細胞内で増殖に成功したウイルスが宿主細胞から抜け出す際に、宿主細胞の遺伝子の一部をウイルスの遺伝子と一緒に持ち出したり、あるいは、ウイルスの遺伝子の一部を宿主細胞の中に残していったりすることが、かなりの確率で起こります。
その結果、前の宿主細胞と新しい宿主細胞との間で遺伝子の組み換えが起きることになります。
または、種の障壁を超えて遺伝子を運ぶこともあります。
生物が進化するには、遺伝子が変化する必要があります。
進化論が唱えるように、元々きわめて安定している遺伝子が、コピー・ミスによる突然変異を起こしたおかげで優れた形質を獲得すると考えるのは、かなり無理があるのです。
けれども、ウイルスを媒介とするなら、宿主がそれまで持っていなかったまったく新しい遺伝子を導入することができ、生物の基本的な構造を一新させることもできます。
ウイルス感染による遺伝子の移動は、まさに理想的な進化の原動力となりうるのです。
免疫機構は、常に新参者(ウイルス)を探しています。
それはヒトの遺伝システムがそれを取り込むことが進化論的立場から価値があると認められるような新参のウイルスを探しているのです。
もちろん、その個体が死んでしまっては、ウイルスを感染させた意味がなくなるから、適度なところで病気を終息させる必要があります。
そこで、ウイルスが感染し、目的の組織で増殖しはじめると、インターフェロンという増殖を抑制するたんぱく質が作られはじめます。
以上のように、ウイルス感染とは生物が種の進化を志向し、個体が能動的にウイルスを受け容れることによって起こるものと考えられます。
ここでは個体の苦しみは種の利益とは関係なく、問題になるのは、100万の失敗(死)の方ではなく、ときどき種の進化がうまく行くという成功の側面です。
私たちは、科学的という名の下で新型コロナウイルスの感染症対策をしていますが、マスク一つとってもまったく非科学的な施策を採っています。
厳密に科学的に見れば、なぜインフルエンザが冬場に流行するかもよくわかっていないようです。
つまり、多くの人にとって科学的というのは、ある「権威的」という信念体系をインプットされているに過ぎません。
テレビばかり見ていては、真実はわかりません。
私も時にはウイルス感染し発熱することもありますが、解熱剤など飲むことなく過ごします。
そして、それが無事に経過し回復すると何やらスッキリしていて蘇った感じや変わった感じがします。
それから考えると、ここで紹介した野口晴哉やフレッド・ホイル博士の考え方は一理あると支持しています。
ウイルス感染が受動的なものではなく、能動的、つまり積極的に選択し受け容れるものだとすると、予防医学の根本が崩れ去ります。
いくら予防しようとも、個体、つまり「自分」が受け入れることを選択すれば感染するのです。
ここでいう「自分」とは顕在意識下の自分ではありません。
誰だって「インフルエンザやコロナに罹りたいか」と問われれば「NO」と言うでしょう。
自分にはいくつもの意識の階層があり、顕在意識の自分だけではなく、潜在意識の「自分」というものがあります。
そして、顕在意識の領域に比べ、潜在意識の領域は遥かに広大で、顕在意識を底から支え動かしています。
さらに、潜在意識の深層部には種としての意識というものが存在し、種の進化を志向しているのはおそらくその潜在意識深層部の「自分」であるに違いありません。
自分の生き死には自分自身で決められません。
たいていの人は、元気で長生きしたいと切望しながら、思いに反して病気になって寿命を終わらせます。
人の寿命を決めているのは誰でしょうか?
神とも言えますし、潜在意識の深層部の「自分」とも言えます。
インド哲学では、魂の深奥はアートマンと言って神の一部が宿っていると言われています。
ここでいう潜在意識の深層部の「自分」とはその様なものかもしれません。
いずれにしても養生するに越したことはないのですが、もし病気になってしまった時に、
「ウイルスに感染してしまった・・・運が悪かった、これからどうなるのだろう、後遺症が残るかもしれない」
と、不安と恐怖一杯の被害者意識で病気と対峙するのか、
もしくは、
『これは「自分」が選択したことで、今はウイルスの力を借りて浄化中なのだ。無事経過した暁には何かよい変化があるかもしれない』
と苦しみの中でも期待とワクワク感で過ごすのかでは、どちらが良い経過になるか容易に分かるのではないでしょうか。
私は高熱でうなされる位の苦しみの中で、邪気や因縁も燃えてしまっているのではないかと考えています。
まるでご神木プージャの炎の様です。
ウイルス感染がヒトの進化に役に立っているというのは、一つの学説ですので参考にしていただければ幸いです。
意外とこの手の本が出版されていますので、関心のある方はご自身でもご一読されることをお勧めします。
進化に役立つからと言って、ウイルス欲しさにわざわざ風邪を引く必要はありませんが、罹った時は「その時が来た」と泰然自若に臨めば、自ずから良い結果になることでしょう。
以下、ギフトと次回のプージャのご案内です。
最近は、Twitterで正確な開始時間を告知しているため、その時間に合わせて瞑想やお祈りをされている人が増えてきている様です。
22時からの開始に合わせて一緒にお祈りをしてくださった方は、シヴァのマントラ(オーム・ナ・マ・シヴァ・ヤ)を唱えていたことと思います。
そして、気に敏感な方は「凄いエネルギーが来ている!」「プージャが終わった頃、身体が軽くなる!」と嬉しいご感想をメールで寄せてくれる人も少なくありません。
プージャのエネルギーを感じることができたら、プージャに参加している実感がより高まるから喜ばしいことではありますが、感じる感じないは気(エネルギー)への感度の個人差があるため気にする必要はありません。
肝心なのは、プージャに参加し共に神仏にご祈願することで、お悩みの問題となっているカルマ(業/因縁/メグリ)のエネルギーが浄化され、願意到達に着実に近づいているということです。
また、今回も参加者の皆様に師匠より特別のギフトを預かりました。
今回も、「龍眼菩提樹」のお守りをいただきました。
今回、龍眼菩提樹の恩恵に授かった人は幸運だと思います!
龍眼菩提樹は、菩提樹の突然変異でできた大変珍しい実です。
実に3~5個の穴があり、そこに龍が棲むという言い伝えがあります。
その恩恵は、次の通りです。
無量の福、最勝の益を得る。浄化・平静・調和・寛容・高い意思に導く |
、
このルドラクシャは、今回のプージャでプリースト(司祭)の師匠が神のエネルギーを封入しています。
形は小さいものですが、ご神像と思い大切にご活用いただければ幸いです。
ルドラクシャは、菩提樹の木の実で、神の雫(しずく)とも言われます。
菩提樹といえば仏陀がその木の下で悟りを啓いたことで有名です。
菩提樹の名前は、菩提がゴータマ・ブッダの別名であったボーディ (Bhodhi) から来ています。
つまり、「菩提樹」は「ブッダの木」を意味しています。
インドの聖者や修行者は、首からルドラクシャのネックレス(ジャパマーラ)を下げています。
私も気功治療の際にいつも首から下げていますから、ご存知の方も多いことでしょう。(右のプロフィールの写真をご覧ください)
また、ルドラクシャは、水や水晶と並んで気(エネルギー)を蓄えやすい性質があります。
インドの聖者は、瞑想の際にこのルドラクシャのネックレス(=ジャパマーラ)を指でくくってマントラ(真言)を唱える修行をします。
修行を重ねるにつれ、ジャパマーラにマントラのエネルギーが充填され、ジャパマーラは益々強いエネルギーになっていきます。
そのため、聖者の修行レベルを計るには、その人自身とジャパマーラのエネルギーを見れば容易に判定がつく訳です。
ルドラクシャをお渡しする際に秘伝の「龍のオイル」を拭き取らずそのままお渡ししています。
そのためルドラクシャはオイルが付いている状態です。
お手数ではありますが、ご自身で「龍のオイル」を布で拭き取ってヒーリングスティックなどの法具や大切なアクセサリーに塗って浄化・パワーアップに活用してみてください。
そして、目に見えない不思議なご縁(神縁)があって手に入ったものですのですので、ルドラクシャをたかが飾りと思わず永く大切にして頂けたら嬉しく思います。
また、このルドラクシャを手に持って瞑想をすればパワー(神気)を頂けます。
また痛みや症状があるところに直接当てても良いでしょう。
その際は、シヴァ神のマントラを唱えてみてください。
シヴァ神のマントラは、
オーム ナ マ シヴァ ヤ
です。
これを幾度も繰り返し心で唱えます。
また、何かお祈りをする時やシヴァ神のご加護を得たい場合は、ルドラクシャを右手に握り「オーム・ナ・マ・シヴァ・ヤ」と唱えてください。
シヴァ神について、詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。
➡ シヴァ神
今回ご神木プージャをお申込み頂いた方には漏れなく進呈します。
当院に通院中の方・講座受講中の方には直接お渡しし、そうでない方には後日発送させて頂きます。
もし、前回のプージャのギフトが届いていない場合はご連絡ください。
今回は、師よりギフトがありましたが、次回はあるかどうかはわかりません。
あるかもしれないし、ないかもしれません。
ご神木プージャはギフトがあるかないかの損得勘定でやるものではなく、信仰心の発露によって参加するものですので、お気持ちが高まりましたらどうぞご参加ください。
さて、次回のご神木プージャは、
10月31日(土)の夜(22時頃)
※11月分になります
開催します。
(ご神木の締め切りは、10月27日火曜日です。)
※締め切りを過ぎて到着したご神木は次月に回させていただきます。こちらから特に連絡は差し上げませんので、ゆとりをもってお届け願います。
自分の願いの成就を後押ししてほしい方は、下記のページ中にある。「ご神木プージャお申込みフォーム」に必要事項を入力し送信してください。
ご神木プージャは1本1000円以上のご喜捨(お布施)で承っています。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。