2020年10月31日ご神木プージャの青い炎
こんにちは。
10月31日(土)22時~約40分間恒例のご神木プージャを執り行いました。
今回もたくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。
師匠共々厚くお礼申し上げます。
山の中で修行をすれば、当然ながら周りには沢山の木々が生い茂っています。
今は秋真っ盛り、木々は紅葉を始め、一年の黄昏時の美しさを全身で燃え上がるように表現しています。
植物は足がありませんから動物の様に動き回ることはできません。
一つどころに根を張り、一生をその場で過ごします。
どんな悪環境でもそれに逆らうことはできず、その環境を受け入れて、そこで自らの生命が終わるまで生命の灯を灯し続けます。
それが植物の一生です。
人間は環境や運命に逆らおうともがきますが、その様な苦しみも植物にはありません。
全てを受け入れているからです。
また、植物は花や種を動物の生命のために供してくれます。
花や種だけでなく、自らの身体そのものを食用や資材の原料に捧げてくれます。
植物はその身体の中で、栄養素の滋養だけでなく、アロマのエッセンシャルオイルやフラワーエッセンスのオイル、または漢方薬など、人の病気を治すための薬用有効成分を作り、供してくれます。
そしてナチュラルな方法で人の病気や症状を優しく癒してくれます。
また、アロマのエッセンシャルオイルはスピリチュアルな気付きにも誘ってくれます。
その場から動き回ったりしゃべったりしませんが、人や動物の役に立つ様に働いてくれますし、たとえ食用で我が身が消滅しようとも、他の動物の生命の一部になることを喜んでいる様にも見えます。
植物は全てを受け入れる生き方を貫きますから、他の生き物を恨んだり怒ったり罵ったりすることもありません。
多分、植物と会話できたとして、人間のその様な感情は理解できないでしょう。
翻って万物の霊長の人間はどうでしょうか?
「嫌だ嫌だ」と文句や不平を言ったり、他の人を恨んだり、攻撃したり、嫉妬したり、落とし入れたり・・・我が身を少しでも優位な立場に置くために他の人がどうなろうと知ったこっちゃないという自分本位の行動をとることも一向に平気です。
悪口を言って邪気を発散させたり、悪念を他人に飛ばして苦しめたり、酷い時にはそれが凝り固まって生き霊となって執拗に攻撃します。
私は普段からそれを浄化する仕事をしていますから、「何て人間は植物に比べ見苦しい生き物なのだろう」と悲しい気持ちになります。
感情面だけでなく、暴飲暴食、尽きぬ事のない所有欲など、貪る心は際限なく、お金のためなら心が喜ばないことでも躊躇せずに何でもやります。
人間の愚かさの最たるものが戦争です。
そこでは沢山の人間を殺した者が正義になります。
万物の霊長と人類のことを自ら讃えますが、植物と比べてどちらか霊的に高等な生き物でしょうか?
確かに極一部の霊性が高い人はいるでしょうが、私には人間が万物の霊長とは到底信じられないし、まさに笑止千万だと思います。
自分の人生を振り返ってみると、いかがでしょうか?
植物の様に他の生命を生かす生き方ができているでしょうか?
好きな物をたくさん食べては寝て、生活のためだけに勤めに出る…今の日本にはそんな人が溢れている様に見えます。
肉体の快楽を満たすためだけに人は約80年の生命が与えられているのでしようか?
人の魂が喜ぶ時は、他の人、つまり他の生命の役に立っているのを実感した時です。
その時なぜ魂が喜ぶかというと、それは愛を実感するからです。
人は『愛が欲しい』『愛をください』と潜在的に愛を渇望し、それが満たされないと反転し、怒りや恨みのエネルギーを発します。
しかし、本当は愛は奪ったり求めたりするものではありません。
自分自身に『在る』ものであり、もっと言えば存在そのものが愛で、自分から放ち輝かせるものです。
愛というのは神のエネルギーであり、神そのものと言えます。
「神が喜ぶ生き方をしなさい」というと、何とも難しく感じられますが、「他の人が喜ぶ生き方、愛を実感できる生き方をしましょう」と言えば、何だかできそうに思えます。
先に人生80年と書きましたが、それはあくまで平均寿命であって、いつ自分のお迎えが来るかはわかりません。
自分の魂が喜ぶ生き方を貫き、人生が終わるまで生命の灯を輝き続ける、そんな生き方ができたら末期の際に「今世生まれてきてよかった」と満足できるのではないかと思います。
以下、ギフトと次回のプージャのご案内です。
最近は、Twitterで正確な開始時間を告知しているため、その時間に合わせて瞑想やお祈りをされている人が増えてきている様です。
22時からの開始に合わせて一緒にお祈りをしてくださった方は、シヴァのマントラ(オーム・ナ・マ・シヴァ・ヤ)を唱えていたことと思います。
そして、気に敏感な方は「凄いエネルギーが来ている!」「プージャが終わった頃、身体が軽くなる!」と嬉しいご感想をメールで寄せてくれる人も少なくありません。
プージャのエネルギーを感じることができたら、プージャに参加している実感がより高まるから喜ばしいことではありますが、感じる感じないは気(エネルギー)への感度の個人差があるため気にする必要はありません。
肝心なのは、プージャに参加し共に神仏にご祈願することで、お悩みの問題となっているカルマ(業/因縁/メグリ)のエネルギーが浄化され、願意到達に着実に近づいているということです。
また、今回も参加者の皆様に師匠より特別のギフトを預かりました。
今回も、「龍眼菩提樹」のお守りをいただきました。
今回、龍眼菩提樹の恩恵に授かった人は幸運だと思います!
龍眼菩提樹は、菩提樹の突然変異でできた大変珍しい実です。
実に3~5個の穴があり、そこに龍が棲むという言い伝えがあります。
その恩恵は、次の通りです。
無量の福、最勝の益を得る。浄化・平静・調和・寛容・高い意思に導く |
、
このルドラクシャは、今回のプージャでプリースト(司祭)の師匠が神のエネルギーを封入しています。
形は小さいものですが、ご神像と思い大切にご活用いただければ幸いです。
ルドラクシャは、菩提樹の木の実で、神の雫(しずく)とも言われます。
菩提樹といえば仏陀がその木の下で悟りを啓いたことで有名です。
菩提樹の名前は、菩提がゴータマ・ブッダの別名であったボーディ (Bhodhi) から来ています。
つまり、「菩提樹」は「ブッダの木」を意味しています。
インドの聖者や修行者は、首からルドラクシャのネックレス(ジャパマーラ)を下げています。
私も気功治療の際にいつも首から下げていますから、ご存知の方も多いことでしょう。(右のプロフィールの写真をご覧ください)
また、ルドラクシャは、水や水晶と並んで気(エネルギー)を蓄えやすい性質があります。
インドの聖者は、瞑想の際にこのルドラクシャのネックレス(=ジャパマーラ)を指でくくってマントラ(真言)を唱える修行をします。
修行を重ねるにつれ、ジャパマーラにマントラのエネルギーが充填され、ジャパマーラは益々強いエネルギーになっていきます。
そのため、聖者の修行レベルを計るには、その人自身とジャパマーラのエネルギーを見れば容易に判定がつく訳です。
ルドラクシャをお渡しする際に秘伝の「龍のオイル」を拭き取らずそのままお渡ししています。
そのためルドラクシャはオイルが付いている状態です。
お手数ではありますが、ご自身で「龍のオイル」を布で拭き取ってヒーリングスティックなどの法具や大切なアクセサリーに塗って浄化・パワーアップに活用してみてください。
そして、目に見えない不思議なご縁(神縁)があって手に入ったものですのですので、ルドラクシャをたかが飾りと思わず永く大切にして頂けたら嬉しく思います。
また、このルドラクシャを手に持って瞑想をすればパワー(神気)を頂けます。
また痛みや症状があるところに直接当てても良いでしょう。
その際は、シヴァ神のマントラを唱えてみてください。
シヴァ神のマントラは、
オーム ナ マ シヴァ ヤ
です。
これを幾度も繰り返し心で唱えます。
また、何かお祈りをする時やシヴァ神のご加護を得たい場合は、ルドラクシャを右手に握り「オーム・ナ・マ・シヴァ・ヤ」と唱えてください。
シヴァ神について、詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。
➡ シヴァ神
今回ご神木プージャをお申込み頂いた方には漏れなく進呈します。
当院に通院中の方・講座受講中の方には直接お渡しし、そうでない方には後日発送させて頂きます。
もし、前回のプージャのギフトが届いていない場合はご連絡ください。
今回は、師よりギフトがありましたが、次回はあるかどうかはわかりません。
あるかもしれないし、ないかもしれません。
ご神木プージャはギフトがあるかないかの損得勘定でやるものではなく、信仰心の発露によって参加するものですので、お気持ちが高まりましたらどうぞご参加ください。
さて、次回のご神木プージャは、
12月26日(土)の夜(22時頃)
開催します。
(ご神木の締め切りは、12月22日火曜日です。)
※締め切りを過ぎて到着したご神木は次月に回させていただきます。こちらから特に連絡は差し上げませんので、ゆとりをもってお届け願います。
自分の願いの成就を後押ししてほしい方は、下記のページ中にある。「ご神木プージャお申込みフォーム」に必要事項を入力し送信してください。
ご神木プージャは1本1000円以上のご喜捨(お布施)で承っています。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。
「良いことが起こった!」「ご神木プージャのエネルギーが凄かった!!」など何でもご感想をお寄せください。皆さまのお声が励みとなり、次の力になっていきます。宜しくお願い致します。