2020年12月 ご神木プージャのご報告 ~小さな修行仲間の旅立ち~

2020年12月ご神木プージャの炎

2020年12月26日ご神木プージャの青い炎

こんにちは。

12月26日(土)22時~約40分間恒例のご神木プージャを執り行いました。

今回はこれまででの最高人数の方々のご参加となりました。

いつもご参加いただいている方、初めてご参加いただいた方、ありがとうございます。

師匠共々厚くお礼申し上げます。

11月7日、一人の修行仲間がこの世を去りました。

修行仲間と言っても、人間ではありません。

正確に言えば、一匹のチワワです。

名前をプリといいます。

修行場で師匠と姉弟子に飼われていたワンちゃんで、16才の高齢のおばあちゃんチワワでした。

チワワですから、両手のひら位のミニサイズです。

修行のメンバーからは、「プリちゃん、プリちゃん」と可愛がられていました。

特に、姉弟子の寵愛ぶりは激しく、いつも「カワイイね~、カワイイね~💛」と抱きしめていました。

姉弟子がクルマを運転する時は、プリちゃんが肩に乗っていて、まるで風の谷のナウシカに出て来るテトのようでした。

プリちゃん
プリちゃん

小さくて愛らしいプリちゃんはたくさんの人に愛され、またその愛苦しさでたくさんの人の心を癒してくれました。

どこかをテクテク、トボトボ歩いていて、いるだけで周囲の人の心はほぐれて穏やかになっていったのでした。

修行場とはいえ、葛藤やストレスが溜まることもあります。

そんな時は、無邪気なプリちゃんを見ていると心がほぐれていったものでした。

私は、プリちゃんにはそれほどなつかれていなかったのです。

普段「いい子、いい子」とか「よしよし」とかかわいがったりしませんから。

修行場では私は口数が少なく無駄口を余り叩きませんし、愛想が良くないのです。

それでも私が行場に到着すると、ダーと駆け寄って来て下のイラストの様に横たわって「マッサージしてよ!」と身を投げ出すことも少なくありませんでした。

また、時にはプリちゃんが私の横に寄り添って座ってくれることもありました。

人のぬくもりが欲しかったのかもしれませんし、疲れた私を癒してくれていたのかもしれません。

プリちゃん

私は修行場では、犬好きではないという風に思われています。

でも、実はそうではなく、犬は好きなのです。

小学生の時、近所の叔母が飼っていたマルチーズが大好きで、よく散歩に連れて行ったりして一緒に遊んでいました。

でも、生き物には寿命があります。

マルチーズの死に直面し、悲しくて悲しくて大号泣した経験があります。

犬は人間の子供に自らの死をもって、死というお別れを教えてくれるのですね。

それで私は「こんなに悲しいなら犬は飼うものじゃないな」と心に思ったのです。

マンガ「北斗の拳」でもサウザーという残虐非道な南斗鳳凰拳の使い手がいて、サウザーも師匠の死に直面し「こんなに悲しいなら愛などいらぬ!!」と愛を捨て、ダークサイドに堕ちたのですが、私も同じ様なものです。(同じなのだろうか??)

サウザー
サウザー

ちょっと話がそれましたが、要は本当はそんなに犬嫌いではないのです。

情をかければ、それだけ別れが悲しくなることを知っているので、クールに適度な距離を保っていたのです。

やがて人生の晩年、独りになったら、山小屋で火を焚きつつ川上犬とひっそり過ごそうかなと思うこともあります。

川上犬は狼の血を引く珍しい犬で、余り人に懐かない犬種です。

今回修行場に行ったら、何かがらんどうとしていた印象がありました。

口には出しませんでしたが、「やっぱりプリちゃんが亡くなったのか・・・」と感じていました。

実は、1ヶ月位前、日付は確かではありませんが、瞑想をしていたらプリちゃんが出て来たのです。

「お別れを言いに来てくれたのかな」と感じました。

でも、まさか師匠に「プリちゃん、死にましたか?」と聞く訳にもいきませんから、そのまま忘れてしまっていました。

やっぱり、何かががらんどうとして空虚な行場の雰囲気がしていて、姉弟子からプリちゃんが亡くなったことを伝えられ、「ああ、そうだったのか」と納得したのです。

近年は加齢で段々と弱っていく一方でしたので、いつ逝ってもおかしくない感じでしたから。

話を聞いた時はそんなに悲しくはありません。

事実を事実として受け止めたまでです。

本殿のババ像(シルディ・サイババ)の横に火葬されたプリちゃんの遺骨が置いてありました。

プリちゃんはワンちゃんだけど、よく一緒にプージャの場にいましたから修行仲間です。

プージャの神聖な場に、チワワがチョロチョロしているって面白いでしょう?

きっと、今頃は天国でババさん(シルディ・サイババ)のところで遊んでいるに違いありません。

そんなに悲しくないとは言え、寂しさと感謝が混ぜこぜになった気持ちが時にこみ上げ涙が出そうになります。

しかし、男ですから人前で涙は滅多に見せません。

そんな時は、眼の裏を涙が流れる感覚があります。

親しく頼ってくださったお客様が逝った時もそうです。

漢(おとこ)は、眼の裏で涙を流すのです。

そして、今回も一人になる時、クルマのハンドルを握っていると、涙がポロリポロリと溢れ出てきました。

愛と感謝で胸が一杯になって、涙で景色がかすんで見えました。

犬の愛情ってスゴイな・・・

つくづくそう思います。

飼い主や周りの人に愛を一杯振りまいてくれて、その存在だけでみんなが癒されます。

本当に小さい存在だけど、愛情は大きな大きな生き物で、偉大だなぁと思います。

人間の愛情はいろいろ屈折していたり、素直でなかったりして、愛と言っても様々な表現、レベルがあります。

犬の様に純粋に素直に忠実に愛を与えることができたら、人間社会ももっと笑顔が溢れるコミュニティになっているでしょう。

私たちも、まずは家族や周りの人にたくさん愛を与えましょう。愛を送りましょう。

そして、仕事の仲間などもう少し広い範囲で関わる人にも愛を送っていきましょう。

それができたら、もっと国全体、世界全体に愛を送っていきましょう。

私は毎日、その様にお祈りをしています。(一応)

多くの人が同じ思いで愛を広げていったら、世界の苦悩は小さくなるし、笑顔が溢れる美しい社会になっていくに違いありません。

プリちゃん

今回が今年最後のご神木プージャになりました。

今年一年、ご神木プージャにご参加いただきありがとうございました。

「書いた願いが叶いました!」とご報告いただく機会も多くなってきて、それがまた励みになります。

また来年も皆さまがより幸せになる様にお祈りを続けて参ります。

2021年も引き続きご神木プージャをご愛顧いただけます様お願い申し上げます。

以下、ギフトと次回のプージャのご案内です。


最近は、Twitterで正確な開始時間を告知しているため、その時間に合わせて瞑想やお祈りをされている人が増えてきている様です。

22時からの開始に合わせて一緒にお祈りをしてくださった方は、シヴァのマントラ(オーム・ナ・マ・シヴァ・ヤ)を唱えていたことと思います。

➡ 水野博友Twitter

そして、気に敏感な方は「凄いエネルギーが来ている!」「プージャが終わった頃、身体が軽くなる!」と嬉しいご感想をメールで寄せてくれる人も少なくありません。

プージャのエネルギーを感じることができたら、プージャに参加している実感がより高まるから喜ばしいことではありますが、感じる感じないは気(エネルギー)への感度の個人差があるため気にする必要はありません。

肝心なのは、プージャに参加し共に神仏にご祈願することで、お悩みの問題となっているカルマ(業/因縁/メグリ)のエネルギーが浄化され、願意到達に着実に近づいているということです。

また、今回も参加者の皆様に師匠より特別のギフトを預かりました。

今回も、「龍眼菩提樹」のお守りをいただきました。

今回、龍眼菩提樹の恩恵に授かった人は幸運だと思います!

龍眼菩提樹は、菩提樹の突然変異でできた大変珍しい実です。

実に3~5個の穴があり、そこに龍が棲むという言い伝えがあります。

その恩恵は、次の通りです。

無量の福、最勝の益を得る。浄化・平静・調和・寛容・高い意思に導く

このルドラクシャは、今回のプージャでプリースト(司祭)の師匠が神のエネルギーを封入しています。

形は小さいものですが、ご神像と思い大切にご活用いただければ幸いです。

ルドラクシャは、菩提樹の木の実で、神の雫(しずく)とも言われます。

菩提樹といえば仏陀がその木の下で悟りを啓いたことで有名です。

菩提樹の名前は、菩提がゴータマ・ブッダの別名であったボーディ (Bhodhi) から来ています。

つまり、「菩提樹」は「ブッダの木」を意味しています。

インドの聖者や修行者は、首からルドラクシャのネックレス(ジャパマーラ)を下げています。

私も気功治療の際にいつも首から下げていますから、ご存知の方も多いことでしょう。(右のプロフィールの写真をご覧ください)

また、ルドラクシャは、水や水晶と並んで気(エネルギー)を蓄えやすい性質があります。

インドの聖者は、瞑想の際にこのルドラクシャのネックレス(=ジャパマーラ)を指でくくってマントラ(真言)を唱える修行をします。

修行を重ねるにつれ、ジャパマーラにマントラのエネルギーが充填され、ジャパマーラは益々強いエネルギーになっていきます。

そのため、聖者の修行レベルを計るには、その人自身とジャパマーラのエネルギーを見れば容易に判定がつく訳です。

ルドラクシャをお渡しする際に秘伝の「龍のオイル」を拭き取らずそのままお渡ししています。

そのためルドラクシャはオイルが付いている状態です。

お手数ではありますが、ご自身で「龍のオイル」を布で拭き取ってヒーリングスティックなどの法具や大切なアクセサリーに塗って浄化・パワーアップに活用してみてください。

そして、目に見えない不思議なご縁(神縁)があって手に入ったものですのですので、ルドラクシャをたかが飾りと思わず永く大切にして頂けたら嬉しく思います。

また、このルドラクシャを手に持って瞑想をすればパワー(神気)を頂けます。

また痛みや症状があるところに直接当てても良いでしょう。

その際は、シヴァ神のマントラを唱えてみてください。

シヴァ神のマントラは、

オーム ナ マ シヴァ ヤ

です。

これを幾度も繰り返し心で唱えます。

また、何かお祈りをする時やシヴァ神のご加護を得たい場合は、ルドラクシャを右手に握り「オーム・ナ・マ・シヴァ・ヤ」と唱えてください。

シヴァ神について、詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。

シヴァリンガム(シヴァ神のご神体)

➡ シヴァ神

今回ご神木プージャをお申込み頂いた方には漏れなく進呈します。

当院に通院中の方・講座受講中の方には直接お渡しし、そうでない方には後日発送させて頂きます。

もし、前回のプージャのギフトが届いていない場合はご連絡ください。

今回は、師よりギフトがありましたが、次回はあるかどうかはわかりません。

あるかもしれないし、ないかもしれません。

ご神木プージャはギフトがあるかないかの損得勘定でやるものではなく、信仰心の発露によって参加するものですので、お気持ちが高まりましたらどうぞご参加ください。


さて、次回のご神木プージャは、

1月30日(土)の夜(22時頃)

開催します。

 (ご神木の締め切りは、1月26日火曜日です。)

※締め切りを過ぎて到着したご神木は次月に回させていただきます。こちらから特に連絡は差し上げませんので、ゆとりをもってお届け願います。

自分の願いの成就を後押ししてほしい方は、下記のページ中にある。「ご神木プージャお申込みフォーム」に必要事項を入力し送信してください。

ご神木プージャは1本1000円以上のご喜捨(お布施)で承っています。

➡ 「願いを叶えるファイヤープージャ」

➡ ご神木プージャお申込みフォーム

たくさんの方のご参加をお待ちしております。

「良いことが起こった!」「ご神木プージャのエネルギーが凄かった!!」など何でもご感想をお寄せください。皆さまのお声が励みとなり、次の力になっていきます。宜しくお願い致します。

2020年12月ご神木プージャの炎

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