2022年2月19日 ご神木プージャの龍炎
こんにちは。
2月18日(土)22時~約40分間恒例のご神木プージャを執り行いました。
いつもご参加いただいている方、初めてご参加いただいた方、ありがとうございます。
今回も非常に多くの方々にご参加いただきました。
師匠共々厚くお礼申し上げます。
私たちがこの世界を生きていくと、常にさまざまな苦しみや悩みが訪れます。
「一体どうしてこんな辛い目に合うの?」
と天を仰ぎたくなる人もいることでしょう。
病気や症状で身体が痛い、苦しい
他人に悪く思われて辛い、悪口を言われて悲しい
お金がいつもなくて、いつもお金の心配をしている
事業がうまくいかず、倒産しそうである
等々
お釈迦様は人生には生老病死の苦しみがあると言いました。
本当にそうです、この世はどこまでも基本苦しいことばかりです。
病・・・病気があれば、気持ちも沈み笑顔は出てこなくなります。
老・・・次第に老いて行く自分を見つめるのも、いたたまれないことです。
私も年相応というか、いろいろガタが来て辛くなることがあります。
年を取ると、身体のあちこちの機能が衰えるのは仕方ありません。
それで、
「辛いよなぁ・・・」
と独りかこつこともままあります。
しかし、幸せに生きるためには、このような引き算の思想ではいけませんね。
元気な若い頃に比べると、「あれもできなくなった」、「これもできなくなった」、「段々できること、動けることが減ってきている」という意識では気持ちがネガティブになるばかりです。
いろいろできないこともあるけど、「これもできる」、「あれもできる」と今あるものに焦点を合わせ、感謝をする方がポジティブで気持ちは幸せになれます。
さて、先日あるお客様Aさんと次のような会話を交わしました。
そのお客様は慢性の症状があって、ほぼ一日中身体に不調があります。
「私は最近仕事が無茶苦茶忙しいのだけども、そんな時は身体が苦しくないんです」
「仕事が忙しすぎて、てんやわんやで、締め切りに追い詰められます。ワ〜とパニックになりそうになります。そういう時は不思議と身体の辛さを感じないんです。きっと辛さが仕事に転換して現れているのでしょうね」
私はAさんの言いたいことを理解できますので、
「そうですよね、体調不調となって現れたり、仕事の大変さとして現れたり、その都度変わるものですねえ」
とうなずいて答えました。
この会話を理解するには共通の世界観が前提として必要です。それは、
人の幸不幸には、その素となるエネルギーが存在し、多様な表現方法で自身の前に現出し、体験させられる。
というものです。
この世界のエネルギーは、正(ポジティブ)のエネルギーと負(ネガティブ)のエネルギーの2種類から成ります。
善と悪、光と闇、の2種類と言い換えてもいいです。
負のエネルギーは、私たちの感情に苦しみをもたらします。
一方で、正のエネルギーは私たちの感情に歓びを与えます。
負のエネルギーをたくさん持っていれば、いつも心に苦しい思いをもたらす様々な現象が現れ、その苦しみを体験させられます。
怒り・悲しみ・心配・不安・疑心暗鬼・嫉妬など、心がいつもざわめき落ち着くことはありません。
その結果、陰気で暗い人生を過ごします。
正のエネルギーが多い人は、楽しいことや嬉しいことが次々にたくさん現れ、心に歓びが溢れ、陽気で笑顔一杯の楽しい人生を過ごします。
人によってこの正負のバランス、ボリュームはそれぞれです。
苦しみに彩られた寂しい人生を送っている人もいますし、笑顔がいつも溢れたくさんの仲間に囲まれて心温まる人生を送っている人もいます。
その違いはその人が持つ正負のエネルギーバランスの違いです。
計数化できませんが、例えるなら、ある人は負のエネルギーを1000持っており、またある人はそれを530000持っている、そんな具合です。
負のエネルギーをたくさん持っている人はそれだけ苦しみとなる現象が頻繁に起きるのです。
例えば病気で苦しんだり、夫婦喧嘩したり、仕事で叱責されたり・・・
素の負のエネルギーが表出してきて、病気だったり、仕事の問題だったり、様々な形を変えて現象が現出します。
その体験を通して負のエネルギーは消費されていきます。
負のエネルギーがある限り、それはいつまでも続いていくのです。
その出力もその人に合わせて消費されます。
何か大きな苦しみ(例えば難病の苦しみ)があって、それが苦しみの大部分を占めている内は、それ以上の苦しみはあまり現れてきません。
例えば、病気で死にそうに苦しい思いをしている人は、その苦しみが大部分を占めます。
病気で死にそうになっているのに、奥さんにも逃げられ、奥さんを探しに外へ出たらダンプにはねられ骨折し、もうダメだと自殺しようと東尋坊に向かったら、その途中で肥溜めに落ちて、「ゲー、飲んじまったよ💦」とアワワアワワと口をゆすごうと自販機でミネラルウォーターを買ったら、110円入れたのに出てこなかった・・・という踏んだり蹴ったりという散々な目には合わないものです。
もう少しシンプルに言えば、胃ガンがあるのに、白血病などの難病になることもまずありません。
新型コロナウイルスが蔓延して、インフルエンザが劇的に減りました。
それはウイルス干渉と言うもので、同時にコロナとインフルエンザにはかからないのですが、苦しみや不幸もそのようなものです。
つまり、大きな苦しみとなる出来事は、幾つも同時多発的に起こらないのです。
神はその人が背負えるだけの苦難しか与えないのです。
だから、「こんな辛い目にあった」「なんで私ばかり」と嘆くのではなく、
「これは私が耐えられる困難であるというのは保証されているから、絶対に乗り越えられるのだ」
と強く信じることが大事です。
私たちは肉体という形をとっていますが、3Dのコンピュータゲームの中の登場人物のようなものです。
負のエネルギーという難易度1000レベルのステージと、難易度530000という「ちょっと無理でしょ」というレベルのステージにいるかの違いで、背負える困難の度数は人によって違うのです。
人間は、この宇宙に存在する正負のエネルギーを体験することで消費し、そのバランスを整えている存在であると言えます。
宇宙は常に調和と中庸を志向しているのです。
正負のバランスが崩れれば、そのバランスを取り戻す力が働きます。
負のエネルギーが形を変えて現れますので、いつも病気で苦しんでいる人が仕事で追い込まれたりすると、それは苦しみの質が変わっただけで、負のエネルギーが消費されている点では同じなのです。
だから苦しいことが起こっても、
「あぁ、こうして負のエネルギーが消費されていってるのだなぁ」
と、苦しみそのものと同化することなく、苦しみと距離を置いて客観視するといいのです。
そうすれば、ゲームの中のキャラクター(=自分)を操るゲーマー(=大いなる自己)のような立場で、自分自身が置かれている状況を俯瞰(ふかん)し、大変な状況には違いないけど冷静に見つめ対処することができるようになります。
個人の持つ負のエネルギーが消費されて残量が僅かになっていくと、次第に苦しみとなる現象はあまり出てこなくなり、そのうち気持ちがいつも穏やかに過ごすことができるようになります。
だから、若い時に大変な苦労を重ねた人は、概ね人生の晩年には運が拓け、歓びが多い人生になるのです。
逆に若い時に、楽しみばかりでイケイケドンドンの人生は、人生の終盤になって残っている負のエネルギーをまとめて消費しなければならなくなり、晩年は哀れ散々な不幸なものになりがちです。
若い時の苦労で人間が形成され、うまく人生を渡って行けるという一面もあるでしょうが、エネルギー的に見ても説明ができるのです。
ご神木プージャは、その人が持っている負のエネルギーを神仏の力で燃焼し、浄化するものです。
回数を重ねやればやるほど、負のエネルギーは浄化され、その残量が減っていきます。
だから長年参加している人は、「人生が変わったようだ」と変化を感じる人が少なくありません。
毎月「神恩感謝」とお礼として高額のドネーションをいただきますが、それは願いが叶った、人生が変わったという現世利益の現れでもあります。
ご神木プージャは、真剣に望めば、それだけ得られるものは多くなります。
「出せば入る」の法則の如く、何らかの代償行為があれは、つまり何か損をするなどの行為をすれば、より負のエネルギーは燃焼・浄化され、願望が叶いやすくなります。
別にドネーションのお金欲しさに言っているのではありません。
それは誰かへの労働などの奉仕(セバ)でも良いのです。
昔から修行者のサポートをする人は功徳があると言われています。
修行者が修行しやすくなるような支援をしたり、まかないをしたりする支援者は、洋の東西に関わらずいて、彼らは出家せずとも功徳を積んでいると言われる次第です。
今回は苦しみの本質について、気(エネルギー)の観点から解説をしてみました。
では、その負のエネルギーはどこから来るのか?という問題もありますが、それはまたの機会にお伝えしたいと思います。
ご興味のある方は、毎月1回開催しているサットサンガ(真理の集い)という瞑想会で説法をしていますので、お気軽にご参加ください。
(次回は3月5日土曜日15時からです)
➡ サットサンガ
以下、ギフトと次回のプージャのご案内です。
ご神木プージャのギフトは今回も拝受しましたが、人によってお渡しする物が異なるため、ギフトの説明はここでは割愛させていただきます。
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最近は、Twitterで正確な開始時間を告知しているため、その時間に合わせて瞑想やお祈りをされている人が増えてきている様です。
22時からの開始に合わせて一緒にお祈りをしてくださった方は、シヴァのマントラ(オーム・ナ・マ・シヴァ・ヤ)を唱えていたことと思います。
そして、気に敏感な方は「凄いエネルギーが来ている!」「プージャが終わった頃、身体が軽くなる!」と嬉しいご感想をメールで寄せてくれる人も少なくありません。
プージャのエネルギーを感じることができたら、プージャに参加している実感がより高まるから喜ばしいことではありますが、感じる感じないは気(エネルギー)への感度の個人差があるため気にする必要はありません。
肝心なのは、プージャに参加し共に神仏にご祈願することで、お悩みの問題となっているカルマ(業/因縁/メグリ)のエネルギーが浄化され、願意到達に着実に近づいているということです。
さて、次回のご神木プージャは、
3月19日(土)の夜(22時頃)
開催します。
(ご神木の締め切りは、3月15日火曜日です。)
※締め切りを過ぎて到着したご神木は次月に回させていただきます。こちらから特に連絡は差し上げませんので、ゆとりをもってお届け願います。
自分の願いの成就を後押ししてほしい方は、下記のページ中にある。「ご神木プージャお申込みフォーム」に必要事項を入力し送信してください。
ご神木プージャは1本1000円以上のご喜捨(お布施)で承っています。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。
「良いことが起こった!」「ご神木プージャのエネルギーが凄かった!!」など何でもご感想をお寄せください。皆さまのお声が励みとなり、次の力になっていきます。宜しくお願い致します。 |
※翌々月もご神木プージャにご参加をご希望される方は、次回のご神木を弊店に送られる際に「ご神木〇本希望」とメモを同封していただけると、来月のギフトと一緒にご神木もお送りさせていただきます。
この場合、お客様のご神木発送の送料はかかりませんので、無駄な出費を抑えられます。
できましたらこの様にお願い致します。