2023年4月　ご神木プージャのご報告～大伝法の代償～

2023年4月9日

2023年4月8日ご神木プージャの炎

4月8日（土）22時～約40分間恒例のご神木プージャ（護摩祈禱）を執り行いました。

今回も皆さまの願意が叶うようご祈願させていただきました。

いつもご参加いただいている方、初めてご参加いただいた方、ありがとうございます。

師匠共々厚くお礼申し上げます。

カレスワーラ・スワミ入魂の大理石製シルディ・サイババ像の再入魂も執り行いました。

カレスワーラ・スワミ入魂のシルディ・サイババ像はこれが最後の物になります。

（シヴァリンガム〔シヴァ神のご神像〕はまだ在庫があります）

大伝法の後遺症

九州に着くといつも仙人師匠に近侍している兄弟子が迎えに来てくれるのですが、会って早々師匠の具合がかなり良くないと聞きました。

師匠の体調が心配であるとは、私はこれまでも折に触れ語っていたのですが、先月の修行の時は特に目立って気になることも感じられませんでした。

「心配も気のせいかな」と安堵していたのですが、車中で師匠の具合を兄弟子から聞いて衝撃を受けてしまいました。

行場に到着して会ってみると、師匠は話をするのもおっくうで、ソファにもたれ苦しそうにハァハァ息も絶え絶えに呼吸をしています。

「先月の伝法の後からガクッと落ちたわ」

聞けば、歩くのもしんどくて100メートルも歩けず、夜中も余りに苦しいので病院に行ったところ、心臓が肥大し、弁が正常に働いていない。週明けの月曜日から2泊３日の検査入院（手術が前提の検査）をする予定になっているとのこと。

カテーテルを入れる処置になるのか？開胸手術になるのか？開胸の場合は人工心臓になる可能性もあるらしいのです。

先月の修行では、大変重要な伝法を行いました。

それは、御霊移しの大伝法です。

師匠の魂の一部を弟子に移すもので、弟子は力と寿命をいただくようなものです。

シルディ・サイババは、最期に長年病気で伏せていた信者の一人に命を移して、信者の病気を治してからこの世を去りました。

伝授をする師匠は、文字通り生命を削ることになるため、大きなダメージがあるのではと心配していました。

師匠は、当然ながらそれを分かった上で、大伝法に臨んでいます。

かつて、空海が唐の青龍寺の恵果阿闍(けいかあじゃ)梨(り)に謁見(えっけん)した時、恵果阿闍梨は千名もの弟子を差し置いて、「待っていたぞ」と空海を引き立て、御霊移しの大伝法を実施したのです。

空海は法力を伝授され、予定よりも早く日本に帰国し、その後真言宗を立教したのですが、恵果阿闍梨はもぬけの殻になって半年後に他界しました。

御霊移しの大伝法とは、このように命懸けの伝法で、最終行なのです。

その際、師匠はこう言いました。

「いつか水野君もやることになるから、やり方を覚えておきなさい」

先月と見間違えるくらいに衰弱しきった師匠の姿を見て、これは大変なことになったと気が引き締まりました。

気を診ると、とても酷い状態になっているのが一目瞭然でした。

先月の修行の後も師匠は元気そうだったので、「大丈夫そうだ」とすっかり安心して、師匠への近況報告で「すっかり元気になりました」とメールしてしまいましたが、とろくさいというか、バカも甚だしいとしか言えません。

開胸手術をすれば、命は長らえるかもしれない。

しかし、今までような修行をやっていくことはまず不可能になるでしょう。

要介護になるかもしれないし、命を落とす可能性だってなきにしもあらずです。

師匠にお願いして、兄弟子と2人でWヒーリングをさせていただくことになりました。

師匠の施術をするのは13年の修行生活の中で初めてのことです。

何としても開胸手術は回避してもらわなければならない。

こうなったのも、御霊移しの大伝法をした結果なのですから、私のせいと言っても間違いではありません。

同じような心臓の病気のお客様の施術をしたのは、これまでに数多くありますし、手術を免れて喜ばれたことも珍しいことではありません。

しかし、これまでの施術の成功と目の前の症例（大伝法のダメージ）は全く別物です。

「できませんでした」という失敗の言い訳は一切ききません。

しかし、師匠の心臓の気を感じると、とんでもなく重い。

「こんなにもダメージを受けているのか！？」

師匠の施術をして自身のダメージも心配になるところですが、そんなことを言っている場合ではないのです。

精神を統一し心を無にして、真剣に施術をさせていただきました。

シルディ・サイババにもお願いしました。

「師匠を連れて行くのはまだ早くないですか」

「師匠の心臓を手術することなく治してください」

初めて触れたお身体は、痩せてすっかり弱々しくなっていました。

昔はそこそこガタイも良く、眼光鋭く裏社会の人間のような雰囲気でした。

74才という年相応なのかもしれませんが、これまでのヒーリングやプージャ（護摩祈祷）や伝授などで身を酷使してきた人生がその身体に刻まれていました。

「この仕事は、長生きはできんのだ」

とよく言っていました。

私もそう思います。

3日間、合計3回の施術をさせていただきました。

施術を終えて「ありがとうございました」と頭を下げてお礼を申し上げました。

ここ1番の大事な場面で、私に身を委ね施術をさせていただき、ありがたい思いで一杯でした。

師匠も「ありがとう」と言ってくれました。

今後の病院での治療の方針は月曜日からの検査入院の結果で決まります。

「明日が運命の日だ」

「何事もババ（シルディ・サイババ）にお任せだ」といつもの口ぐせが出ていました。

「水野君の修行場のこけら落としまでは何としても生きたいが、これもババにお任せじゃ」

私は3年くらいの時間で田舎の修行場を作るつもりでいて、のんびり構えていましたが、アクセルを踏まなければならなくなりました。

先立つもの（お金）はどうするのか？解決しなければならないことはたくさんありますが、ひたすら前進しなければなりません。

進んでいく内に道は拓けるでしょう。

このような状況なので、来月の修行、ご神木プージャ（護摩祈祷）の予定は未定です。

基本的に進める方向で考えていますが、ご神木を送っていただいても延期になる可能性があることをご承知おきください。

ギフトと次回のプージャのご案内

ご神木プージャでは、数ヶ月前から1万円以上のドネーション（お布施）の方には、ご神木に虎皮を巻いて特別プージャをしています。

虎皮でパワーを増強しているため、一層強力なエネルギーが届くのではないかと思います。

師の師匠のインドのスワミもかつて特別プージャとして、タイガースキンプージャというスペシャルなプージャをしていました。

それは虎の皮を使ったプージャで、参加費は50万円だったそうです。

インドでも虎皮は手に入りませんから、その値段も頷(うなず)けるところです。

しかし、師の庵では毎月それをやっていますから、いかに貴重であるか想像に難くありません。

今回ご神木プージャにご参加くださった方々にはプリースト（司祭）の師匠からギフトを預かっています。

ドネーション（お布施）が1万円以上の方と、そうではない方と、ギフトが違います。

詳しいことはお送りするギフトに同封の資料をご覧ください。

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最近は、Twitterで正確な開始時間を告知しているため、その時間に合わせて瞑想やお祈りをされている人が増えてきている様です。

また、今回はTwitterでお知らせしたシルディ・サイババのマントラでプージャをしました。

22時からの開始に合わせて、シルディ・サイババのマントラで一緒にお祈りをしてくださった方も多かったことでしょう。

もちろん、シヴァのマントラ（オーム・ナ・マ・シヴァ・ヤ）でも問題ありません。

➡　水野博友Twitter

そして、気に敏感な方は「凄いエネルギーが来ている！」「プージャが終わった頃、身体が軽くなる！」と嬉しいご感想をメールで寄せてくれる人も少なくありません。

プージャのエネルギーを感じることができたら、プージャに参加している実感がより高まるから喜ばしいことではありますが、感じる感じないは気（エネルギー）への感度の個人差があるため気にする必要はありません。

肝心なのは、プージャに参加し共に神仏にご祈願することで、お悩みの問題となっているカルマ（業／因縁／メグリ）のエネルギーが浄化され、願意到達に着実に近づいているということです。

さて、次回のご神木プージャは、

5月6日（土）の夜（22時頃）

に開催します。

（ご神木の締め切りは、5月2日火曜日です。）

※締め切りを過ぎて到着したご神木は次月に回させていただきます。こちらから特に連絡は差し上げませんので、ゆとりをもってお届け願います。

自分の願いの成就を後押ししてほしい方は、下記のページ中にある。「ご神木プージャお申込みフォーム」に必要事項を入力し送信してください。

ご神木プージャは1本3000円以上のご喜捨（お布施）で承っています。

➡　「邪気祓い開運堂」　「願いを叶えるファイヤープージャ」

たくさんの方のご参加をお待ちしております。

「良いことが起こった！」「ご神木プージャのエネルギーが凄かった！！」など何でもご感想をお寄せください。皆さまのお声が励みとなり、次の力になっていきます。宜しくお願い致します。

※翌々月もご神木プージャにご参加をご希望される方は、次回のご神木を弊店に送られる際に「ご神木〇本希望」とメモを同封していただけると、来月のギフトと一緒にご神木もお送りさせていただきます。この場合、お客様のご神木発送の送料はかかりませんので、無駄な出費を抑えられます。できましたらこの様にお願い致します。