【人はつながっている】綿々と引き継がれる家系の因縁

長年の耳鳴りに悩むK様(男性)は、弊院にたどり着く前に実に色々な施術を受けてきた希有な体験を持っています。
その話を聞くと、本当に施術の大家と言われるような方々の名前が挙がるので興味が惹かれます。

そんなK様は今ヒーリングスティック療法にすっかり惚れ込み定期的に通院してくれています。

その悩ましい症状の原因は、父方の祖先の敵に当たる者に起因するようです。
先祖は武士で、しかも大名の家系なので、血生臭い出来事もあり恨みが残ったのかもしれません。
それが浄化され解消されない限り症状は続くのでしょう。
ヒーリングスティック療法では、日々皮膚上に黒々とした邪気が浮上し抜けていくので「着実にゴールに向かっている実感がある」とK様は笑顔で語ります。

耳鳴りの症状が出たのはかれこれ7・8年前にさかのぼります。
その頃、お父様が亡くなって、それから自分に症状が現れたそうです。
お父様は長年糖尿病を始め、様々な病気に苦しみ、「最後は訳わからなくなっていたと思います」とK様が言う位苦しみ抜いて亡くなりました。
そのお父様が亡くなって、自分自身に症状が現れたことから、家系のカルマに起因する症状だろうと考えていて、その後に訪ねた霊能者からも同様の指摘がありました。

K様の父方の家系は、世代を超えて過去の敵からの悪念を受け継いできました。
それで、K様のお父様がそれを引き受け、病気で苦しんでいたのです。
想像するに、大変お辛い人生だったことと思います。

しかし、お父様が他界すると、その因縁を今度はK様が引き受けることになりました。
それからK様は非常に苦しい日々が続きます。

K様はまだ気持ちが前向きで「自分はまだ働ける程の病状でよかった」「働けない人も多いでしょう。働けないと金銭的に枯渇し、施術も受けられず、にっちもさっちもいかなくなる」とご自身の幸運に感謝していました。

この事例にあるように、家系の因縁はそれを引き受けていた人が亡くなると、その家系の別の人に現れる傾向があります。
これまでにも、「家族が亡くなってから自分が病気になった」と漏らしていたお客様は少なくありません。

家系の因縁は、家系内の誰かが担うのです。
その担当者はこのような因縁の原理がわかる人が多いようで、まさにお役目と言えるでしょう。
因縁の原理がまったく理解できない人に現れても解消に繋がりませんので、わかる人に出るのだと思います。
因縁を引き受ける者は大変な苦しみを長きに渡って味わうことになるので、筆舌しがたい厳しい人生になります。
本当にお気の毒としか言いようがありません。
因縁が強烈な場合には、K様のお父様のように苦しんで死んでしまうこともあります。

病死して因縁が解消されていれば、そこで因縁は途絶えますが、まだ因縁の負のエネルギーが残っていれば、別の誰かが引き受けることになります。
過去に出会ったお客様の中には、「私の代でこの因縁を是が非でも解消しなければならない」「絶対に子や孫に引き継がない」と悲壮な決意をもっていた人もいました。

因縁の現れ方は実に多様で様々な病気や障害として現れます。
統合失調症という病気で現れることもあります。
重度の統合失調症が家系に現れると、まさに地獄を味わうことなります。

かつてのお客様(U様・女性)は、妹さんが統合失調症で入退院を繰り返し、非常に苦しい人生を送っていました。
そこでU様は神に「妹の苦しみを私に背負わせてください」と真剣に祈りました。
それからというもの、妹さんは統合失調症が軽くなり良い方向に向かったそうですが、U様は自律神経失調症や激しいメンタルの不調などで長く苦しむことになりました。
その苦しみたるや、症状の苦しさを訴えるだけでゆうに2~3時間かかり、当時私は話を聞いていて大変疲労困憊したものです。
結局12年ほど苦しんだのでしょうか、U様は水野氣功塾の密教の瞑想行も続けながら因縁の解消を続け、最後にはその暗闇から抜け出ることができました。

病院に行けば、人と人とのエネルギー的な繋がりを考慮することはありませんので、その人だけを診て病状がどの病気に当てはまるかと病名を診断し、適切な投薬治療を行います。
それが現代社会での一般的な対処法と言えます。
しかし、それでは症状を抑えているだけで、因縁解消は逆に長期化してしまうことになってしまいます。
その意味で、現代社会では家系の因縁解消という課題はなかなか解決されないことが多いといえます。

誰かが因縁に気付き、因縁を解消する務めを果たし、めでたく因縁が消えていれば、それからはその家系の運気は上がっていくことになります。
よく兄弟が亡くなってから、自分の運気が爆上がりしたという話も聞くところです。
それは亡くなった兄弟が因縁を持って行ってくれたと説明をするのが合理的です。

このように家系は目に見えない気(エネルギー)で繋がっていて、お互いにグッドカルマ(徳)とバッドカルマ(因縁・業)を共有しています。
今、家系で因縁が引き継がれている場合は、因縁解消に務めることが最重要課題となります。
特に因縁もないという恵まれた家系に生まれた人は、今世で因縁を作らないと同時に、グッドカルマという徳を積み、幸運のエネルギーを末代まで繋いでいくことを意識して生きると良いでしょう。

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