2021年10月 ご神木プージャのご報告 ~脱力が奥義~

2021年10月ご神木プージャの炎

2021年10月ご神木プージャの炎


こんにちは。

10月16日(土)22時~約40分間恒例のご神木プージャを執り行いました。
いつもご参加いただいている方、初めてご参加いただいた方、ありがとうございます。
今回も非常に多くの方々にご参加いただきました。
師匠共々厚くお礼申し上げます。
今回は非常に熱量のある炎で、多量の汗をかきながらご祈祷させていただきました。

先日、ある人との会話の中で

『人間の本体は魂で、肉体はその容器なのでしょうか?』

と尋ねられました。

私は、

『まさにその通りです。肉体は魂がこの地球世界を体験するための乗り物に過ぎません。』

とお答えしました。

肉体は確かに容器であり、乗り物なのです。
五感(味覚・聴覚・視覚・触覚・嗅覚)を通してこの世界の情報を認識する、極めて精巧な乗り物です。

肉体の状態は、魂のエネルギーの影響を受け、さらに精神状態・メンタルの影響を受けます。

肉体に何かの症状が出るのも、メンタルの状態が良くなく、バランスを崩していることが多いものです。

怒りに呑み込まれている時
不安で仕方がない時
アイツに負けたくないと競争心を掻き立てられている時
失敗してはいけないと緊張している時
何かを何が何でも手に入れたいと必死な時

・・・などは身体に自然に力が入り、固い身体になっているものです。

固い身体はしなやかさがなく、壊れやすいものです。
しかも気の巡りも良くありません。

現役時代のイチローさんのしなやかで身体と、鎧のような筋肉で固めた野球選手の身体では、どちらが強くて性能が高いかと言えば、前者でしょう。
柔らかくしなやかなので、故障も起きにくいものです。

私は瞑想講座気功治療家養成講座でも頻繁に口にするのは、

身体の力を抜くこと

です。

気功というと、ドラゴンボールの孫悟空のように『ハァァァァァァァァーーー!!!』と限界まで力むようなイメージがあるかもしれません。

こんな感じ

しかし、実際はそうではなく、逆にどこまでも脱力するのが大事であり、それが奥義なのです
言うは易し、行うは難しなのですが。

瞑想や気功治療では、力が入っていると神のエネルギーが入って来にくくなります。
自分自身の気を滅して、神聖なエネルギーだけで満たさなければなりません。
力んでいると自分自身の気(エネルギー)が出てしまうからです。

だからいつも

脱力し、意識は丹田に置きます

と伝えているのです。

その際、出来るだけ仙骨〜背骨を立てる、その姿勢も大事なポイントです。

諸芸・武道・スポーツにおいて、脱力できるか否かで一流になれるかどうかが分かれます。
まして達人ともなれば、脱力できていない人はまずいないはずです。

例えば、バイオリニストの葉加瀬太郎氏もバイオリンの持ち方・弦の弾き方は、脱力が大事と語っていました。

野球選手で、史上最高の右打者は落合博満氏だと思うのですが、氏の神主打法は丹田に中心があり、脱力状態から繰り出されるしなやかなバットがなせる神技と言えます。

2021年10月ご神木プージャの炎

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